昭和日常博物館blog(特別展・企画展)2015年7月から2015年11月
昭和モード 展示案内(2)
2015年11月6日
1/2サイズの洋服
昭和30年代の雑誌に掲載された型紙から起こされ、仕立てられた1/2サイズの洋服25着が一堂に会する特別展。
もちろん、当時の服も数多く展示されています。
展示会場では、50年から60年ほど前のデザインを見た方々が「懐かしいようであり、新鮮!」「着てみたい!」といった声が聞かれます。_ichihashi
昭和モード 展示案内(1)
2015年11月4日
1/2 Miniature-Model
雑誌「服装」の昭和34年1月号に掲載されていたツーピースを1/2で仕立てました。雑誌には「ベルトをあしらって―可愛い色の厚地を使った若い人のツーピース。着丈は短く、スカートに軽くギャザーをまぜてみたもの」と特徴が書かれています。
雑誌に掲載されている写真に近い服地を探して仕立ててもらいました。仕立ては資料館のスタッフであるY.Yoshidaによります。1/2サイズのトルソーに合わせて原型を作製し、雑誌に掲載されているデザインに合わせて型紙を起こして仕立てられています。_ichihashi
特別展ワークショップ第1弾
2015年11月1日
昭和モードを着てみまSHOW!
特別展を鑑賞した後、実際に昭和時代の洋服を着て、マネキンのように展示ケースのなかに入りポーズをとってみる。
展示を見る側からショーウインドーに展示される側を体験することにより昭和モードを体感してみましょう。_ichihashi
- 日時 11月29日(日曜)13時30分~15時00分
- 13時30分~
- 14時15分
- 各コース 先着7名
- 参加 無料
- 対象 小学生以上
予告:特別展記念グッズの発売
2015年10月30日
オリジナル一筆箋
昭和日常博物館では、企画展・特別展ごとにクリアファイル、付箋、シールなどを製作・販売しています。
今回は、オリジナル「一筆箋」を製作しました。展示会「昭和モード・型紙型録」にちなみ洋服のイラストやボタンをあしらったデザインのほか、オート三輪をデザイン化したものなど4種類・18枚セットで100円となります。特別展が始まる11月1日から昭和日常博物館の受付にて販売します。_ichihashi
予告:特別展開催
2015年10月30日
みどころ 1/2 miniature-model
昭和30年代の雑誌に掲載されている型紙を使って、実物の1/2サイズで洋服を仕立てました。
雑誌には、洋服を着たモデルの写真と型紙が掲載されていますが、1/2サイズで立体化することによりデザインの特徴がひと目でわかるようになりました。
展示会場には25体の1/2モデルが並びます。_ichihashi
予告:特別展開催
2015年10月22日
昭和モード・型紙型録 dress pattern_catalog
ミシンで縫い上げられたオシャレな洋装カルチャー
展示期間 11月1日(日曜)~28年1月31日(日曜)
この特別展では暮らしを表す「衣食住」のうち「衣」を特集します。日本において「衣」は、着物が主流であった時代から、洋服・洋装が主流となる時代へと変化します。特に、昭和30年代に入るとテレビやファッション誌の普及とともに、最新の流行ファッションがいち早く取り上げられ、人々の関心を呼ぶようになりました。
百貨店・洋品店等の販売店のショーウインドーでは、最新のファッションをまとったマネキンがポーズをとり、テレビ画面に登場する歌手や女優がファッションリーダーでもありました。
同時に、最新のファッションは服飾関係の雑誌に写真と型紙が掲載され、誰でもミシンを使って縫い上げることができました。
ミシンの普及率は、昭和35年69.5%、昭和40年77.4%と上昇し、昭和52年85.3%でピークを迎えます。昭和30年代から50年代にかけて、各家庭においてミシンが大活躍していたことがうかがわれます。
この展示会では、昭和30年代から50年代の女性服について、洋服の型紙にスポットを当て当時の雑誌をひも解くことにより、その時代の最新モード、洋装カルチャーを探っていきます。_ichihashi
『大エジプト・柄・展』ワークショップ第2弾
2015年9月11日
古代エジプトの護符(アミュレット)風オリジナル消しゴムつくり
古代エジプト人は常日ごろさまざまな形のお守り(護符:アミュレット)を身につけ、この世、あの世での暮らしの安全、安心に備えていました。
このワークショップでは、古代エジプトの護符をヒントに、粘土消しゴムを使って護符を象嵌風にあしらったオリジナル消しゴムをつくります。_ito
- 【日時】9月21日(月曜・祝日) 13時30分~15時00分
- 【定員】20名(当日先着順)
- 【参加費】無料
- 【講師】松村淳子さん(アートエデュケーター)、当館学芸員
『大エジプト・柄・展』ワークショップ第1弾
2015年8月7日
古代エジプト文字(ヒエログリフ)でネーム入りブックマークをつくろう!
お気に入りのヒエログリフを転写したり、オリジナルのゴム印を使ってファラオ(古代エジプトの王様)風に自分の名前をスタンプしたりして、自分だけのブックマーク(しおり)をつくります。古代エジプトで使われていたのはパピルス紙ですが、このワークショップではパピルス紙の代わりに、日本伝統の素材、おにぎりなどの食品を包んだりするのに用いられる、スギやヒノキなどを薄く削ってつくられる『経木』を使います。_ito
- 【日時】8月23日(日曜) 13時30分~15時00分
- 【定員】20名(当日先着順)
- 【参加費】無料
- 【講師】松村淳子さん(アートエデュケーター)、当館学芸員
『大エジプト・柄・展』展示紹介(3)
2015年7月26日
エジプト柄 (その2)
写真のエジプト柄は、ヒエログリフ状の図柄でデザインされた化粧紙を貼ったチェストの一部分です。
スカラベ(フンコロガシ)を思わせる甲虫、太陽、鳥、矢など、象形文字風の図案を整然と配し、ヒエログリフ銘文をイメージさせる柄に仕上げられています。
展示資料ではチェスト、衣装箱・収納箱、小学校などで使用された折りたたむと箱型になる木琴にこの化粧紙が使われています。また、同柄で地が緑色になる色違いのものもあります。この化粧紙は昭和30~40年代にかけて比較的息が長く使われていたようです。_ito
『大エジプト・柄・展』展示紹介(2)
2015年7月11日
エジプト柄 (その1)
写真のエジプト柄は昭和30年代後半から40年代前半ごろと思われる着物の柄です。
10種類程の異なる図柄を引き裂いたような断片にして、それらを組み合わせることで全体の柄を構成しています。
これらの図柄をじっくり見ていくと、ロータスの花のような植物文、四角形や三角形を組み合わせた幾何学文、壺などを運ぶ人物の列、鳥の翼、カルトゥーシュ(王名枠)状の図像を守護するハヤブサ、ツタンカーメン王の即位名である「ネブケペルウラー」と読めるカルトゥーシュ(王名枠)、生命を意味する「アンク」のサインなどを見つけることができます。
象形文字(ヒエログリフ)もしっかりと表現されており、図柄考案の素材とした本来の古代エジプトの美術様式を比較的忠実に再現してデザインされた柄と言えるでしょう。_ito
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