昭和日常博物館blog(特別展・企画展)2024年6月から2025年1月
特別展のウラ側
2025年1月5日
昭和レシピの食品サンプル作成のウラ側
今回の特別展では、昭和時代の家庭料理のレシピを食品サンプルで再現して多数展示していますが、サンプル作成の型取りに使用するため、サンプルの色味調整の参考とするため、展示会の準備段階でいくつかのレシピを学芸員と博物館スタッフが手分けをして実際に調理しました。
ここで紹介するのは、豚肉を具としたケチャップライス「ポークライス」(写真左)とそら豆のペーストとドレッシングソースを練り合わせたものを焼いた「そら豆のボールド・ステツキ」(写真右)です。型を使用した盛り付け、グリンピースの大量トッピング、木の葉形に成形するなど、サンプル作成に向けて出来上がりの見た目もできる限り忠実に再現してみました。
「そら豆のボールド・ステツキ」の木の葉形の成形が難しく、焼いているうちに変形していく木の葉の形を焼きながら整え、つぶれてしまう葉脈の線を菜箸で何度も付け直してようやく完成しました。展示されている食品サンプルの形が少し不格好なのは、拙い調理技術で作った実物から型を取って作成してもらったためなのです。_ito
昭和料理本・レトロ洋食ランチ
2024年11月12日
満席となりました。
満席となりましたので募集を終了しました。
ゐなcafe✕昭和日常博物館コラボ企画
「昭和料理本・レトロ洋食ランチ」でノスタルジックなランチタイムを
展示会で紹介する昭和の洋食レシピをもとに博物館に隣接する「ゐなcafe」のシェフがアレンジした特別なメニューでノスタルジックなランチタイムをお楽しみください。展示会担当学芸員によるメニューの解説付き。_ichihashi
特別展「ショウワ・キュイジーヌ・リバイバル」はじまります!
2024年11月8日
昭和初期の「目先の変わった」レシピを紹介
11月9日より特別展「ショウワ・キュイジーヌ・リバイバル」を開催します。この展示会では西洋風の調理法や食材などが一般家庭にも広がっていった昭和初期に注目し、婦人雑誌や料理本に紹介されている家庭の食卓向けのレシピを食品サンプルで再現展示し、当時の食の変化や多様化の様子を振り返っていきます。現在のわたしたちから見ると奇抜でユニークに見える料理の数々から食文化の変化を感じとっていただければ幸いです。_ito
レトロ・スイーツを多めに添えて
展示会では62のレシピを食品サンプルで再現展示していますが、今回は特にデザートやドリンクのレシピを多めに取り上げています。時代を表すレトロ・スイーツの世界をお楽しみください。
「昭和料理本・レトロ洋食ランチ」
2024年11月3日
ゐなcafe✕昭和日常博物館コラボ企画
ゐなcafe✕昭和日常博物館コラボ企画
「昭和料理本・レトロ洋食ランチ」でノスタルジックなランチタイムを
展示会で紹介する昭和の洋食レシピをもとに博物館に隣接する「ゐなcafe」のシェフがアレンジした特別なメニューでノスタルジックなランチタイムをお楽しみください。展示会担当学芸員によるメニューの解説付き。_ichihashi
※11月9日、午前9時から受付を開始します。QR コードから予約を受付ます。
特別展開催のお知らせ
2024年10月31日
特別展「ショウワ・キュイジーヌ・リバイバル」
ショウワ・キュイジーヌ・リバイバル
〜懐かしい食卓にレトロ・スイーツを多めに添えて~
【開催期間】11月9日(土曜)〜2025年1月30日(木曜)
過去も現在もわたしたちの暮らしに欠かすことのできない『食』。
2024年は、この『食』を共通テーマとして展示会を構成しています。企画展「昭和レトロ食器図鑑」ではグラス、カップ、皿等の食器類、企画展「あつまれ!昭和の調理家電たち」では炊飯器、トースター、電子レンジ等の調理家電のコレクションを中心に据えた展示会を開催しました。そして、本特別展では家庭料理のレシピを中心に取り上げ、『食』を共通テーマとした展示会3部作の締めくくりとして、『食』に関する暮らしの変化や時代の流れを振り返る展示会とします。
また、本展示会は、2014年に開催して好評を博した特別展「ショウワ・キュイジーヌ」の展示コンセプトを継承しつつ、家庭料理のレシピの再現をより充実することで、家庭の食卓の風景から食文化の移り変わりを探っていきます。特に、新しい食材や調理法が盛んに家庭へと紹介され、定着していった昭和初期の家庭向けの斬新でユニークなレシピと当時の調理法の手間や工夫を中心に取り上げることで、急速に進んでいった食卓の変化と食文化の多様化の様子を振り返ります。
昭和時代の料理本に見られる家庭料理のレシピ、台所・キッチンの道具の移り変わりを通して、昭和時代の食文化の変化に触れるとともに、現在、そして未来のわたしたちの食文化について考える機会とします。_ito
※レトロ洋食ランチの申込みは11月9日(土曜)午前9時からとなります。(QRコードから)
企画展連動イベント「私のイチオシ!調理家電グランプリ」結果発表
2024年9月7日
8月中に開催しておりましたイチオシ調理家電への思いを投票する「私のイチオシ!調理家電グランプリ」の結果を発表します。
最も投票の多かった調理家電は「ゆで卵器」でした。
茹で加減を簡単に調整できることや、フォルムのかわいさ、現代でも家に欲しいといったコメントを多数いただきました。
多くのご投票ありがとうございました。
なお企画展「あつまれ!昭和の調理家電たち 〜人と料理をつなぐモノ〜」は9月16日(月曜・祝日)まで開催しております。残り開催日数はわずかとなりましたが、ぜひ最終日までよろしくお願いします。__tokutake
企画展連動イベントを開催します
2024年8月21日
学芸員のよもやま話
企画展「あつまれ!昭和の調理家電たち 〜人と料理をつなぐモノ〜」を担当した学芸員が、企画展への思いや見どころ、準備の裏話などを語ります。
日時:9月1日(日曜)
時間:10時30分〜11時30分
場所:2階 視聴覚室
料金:参加無料
※直接会場までおこしください。
ご参加をお待ちしております。
__tokutake
資料の展示数は250点以上
懐かしの調理家電から、アイデア商品であったユニークな調理家電、調理を支えた電化製品まで紹介しています。
また今回の企画展では「1章「調理する」ということ」、「2章 変容する調理家電」、「3章 人々の暮らしの中で」と3つの章に分けて、人との関わりに注目し多角的に調理家電を考える展覧会としています。
企画展の準備の話、企画展を開催するに至った経緯等、詳細は「学芸員のよもやま話」にてお話します。
企画展連動イベント「私のイチオシ!調理家電グランプリ」開催
2024年8月7日
「使ってみたい!」「懐かしい!」「家に欲しい!」「デザインがかわいい!」「便利そう!」などのイチオシ調理家電への思いを投票するイベントを企画展示に連動して開催しております。
ぜひ、企画展をご覧の際にご参加ください。
【開催場所】昭和日常博物館 特別展示室
【参加料】無料
【開催期間】8月31日まで
【結果発表】9月7日 展示室内&HPで発表予定
【参加方法】
特別展示室内の案内からスマートフォンでQRコードを読み取り、展示中からイチオシを投票
※詳しくは展示室内の案内をご覧ください。
夏休みにワークショップを開催します
2024年7月12日
大きな日光写真を作ってみよう!
※7月21日(日曜)の募集は終了しました。
昭和時代のこどもの遊びだった「日光写真」。
日の光に当てると色がついて、絵柄が浮かびあがります。
実際の日光写真は手のひらサイズの小さなものでしたが、
ワークショップではA4サイズの大きな日光写真にチャレンジしてもらいます。
昭和の家電をモチーフにした、自分だけのオリジナル花柄デザインの
日光写真を作ってみましょう。
※日光写真は光に当てると変色しますので、お持ち帰り後は光に当てないようにお気を付けください。
日時 8月17日(土曜)
対象・人数 子ども~大人(内容は子ども向け)・15名
場所 会議室1
募集方法 事前予約制(このフォームでお申込みください)
時間 10時00分~、13時30分~(各30分程度。15分前に受付開始)
料金 400円(1名分)
お申込みは以下リンクからお願いします。
次回企画展開催のお知らせ
2024年6月20日
企画展「あつまれ!昭和の調理家電たち 人と料理をつなぐモノ」
【開催期間】令和6年7月3日(水曜)~9月16日(月曜・祝日)
お湯を沸かすとき、ごはんを炊くとき、食パンを焼くとき。いまわたしたちがキッチンに立って料理をしようとするときに、ふと周りを見渡してみると、さまざまな調理家電に囲まれていることに気づくでしょう。現代を生きるわたしたちからするとごく自然な光景のようですが、キッチンにこれらのモノがあつまりだしたのは昭和30年代以降のことでした。
昭和時代には洋食が流行したこともあり、家庭の食卓は多様化しました。その豊かで多様な食文化を支えたモノが、炊飯器、トースター、ジューサー、ゆで卵器、電子レンジなどの調理家電たちです。この時代には次々と新しい技術をもった調理家電が誕生しました。しかし豊かな食文化を支えることができたのは、技術の進歩だけでなく、調理家電が人々に受け入れられてきたということも注目すべきポイントと考えます。
「人が」――「料理する」。本企画展ではこの間をつなぐモノを調理家電と位置付け、料理を通した人との関係に注目しながら昭和の多様な調理家電たちを紹介します。__tokutake
このページに関する問合せ
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愛知県北名古屋市熊之庄御榊53番地
電話:0568-25-3600
ファクス:0568-25-3602
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