昭和日常博物館blog(特別展・企画展)2022年11月から2024年4月
企画展「昭和レトロ食器図鑑」の楽しみ方
2024年4月2日
お盆とセットで
暮らしの中で必要なときにのみ必要な役割を果たす道具が数多くあります。使わないときは見えないところにしまい込まれ、あまり家の中で目立つことはない道具たち。そのひとつがお盆です。『広辞苑第七版』で「盆」を引くと“木・金属などで作った、浅く平たい。物を載せる道具。「一に載せる」”とあります。
ここで写真に掲載したお盆の他、さまざまなデザインのお盆が博物館に集まっています。お茶であれば和風のお盆、コーヒーや紅茶であれば洋風なデザインのお盆といった使い分けもされます。
企画展「昭和レトロ食器図鑑」では、さまざまな食器を60枚を超えるお盆に載せて展示しています。まさに展示の名脇役となっています。
_ichihashi
企画展「昭和レトロ食器図鑑」開催
2024年3月8日
昭和レトロな食器が1000点以上
昭和時代の陶器製・ガラス製・プラスチック製の食器が特別展示室に集合。
中央のケースには、花型の展示台を設置し花柄のグラスを展示しています。
企画展 昭和レトロ食器図鑑 3月8日(金曜)~5月30日(木曜)
2024年2月11日
昭和レトロな食器に盛り付けたら“うまそう”な料理を想像する。思い出す。
茶わん、汁わん、どんぶり、皿、湯のみ、カップ、グラス等の食器。和食中心の食生活に加え洋食が日常化した昭和時代中期以降、食卓にはさまざまなデザインの食器が登場しました。
食べ物を盛り付け、飲み物を注ぐという用途や基本的な形態は変わらずとも、流行はこうした日用雑器にも表れてきました。近年、大流行した花柄のグラスは、昭和レトロブームの代表格といえます。
このグラスを見たら、クリームソーダ。この皿を見たらカレーライス。このどんぶりを見たら○○〇といったように人それぞれにメニューを「想起する」。もしくは「思い出す」。
昭和レトロな食器を昭和時代を知らない世代は、昭和レトロな食器に郷愁とは異なる発想で盛り付け、注ぐかもしれません。そんなところに世代を超え、「食」に関するコミュニケーションが生まれる展示会とします。
_ichihashi
名古屋芸術大学×いきいき隊×昭和日常博物館連携イベント ヤロマイ昭和プロジェクト『お!トモダチ!?』開催のお知らせ
2023年12月12日
12月23日開催「昭和と令和をつなげるクリスマス」
※こちらのイベントは終了しました。
名古屋芸術大学芸術教養領域の「プロジェクト2」授業の一環として、「昭和」「回想法」「異世代間交流」をテーマに、学生が企画実施する連携イベントを開催します。
回想法スクール卒業生の会「いきいき隊」メンバーの地域の高齢者と大学生とが協力して、リース作り、昭和と令和のおもちゃあそび、紙芝居、宝探しなど、さまざまなプログラムを実施する予定です。どなたでも参加いただけますので、昭和日常博物館で一足早いクリスマスを楽しんでください。_ito
- 開催日時:12月23日(土曜)午後1時~3時
- 会場:北名古屋市図書館2階 会議室1
- 参加費:無料(予約不要・随時自由参加)
※年齢制限なし。どなたでもご参加いただけます。(未就学児は保護者同伴)
次回特別展のご案内
2023年10月21日
特別展「うつろう暮らしのモノ語り モノが語る50のストーリーから変わりゆく暮らしを探る」
開催期間:11月11日(土曜)~2024年1月28日(日曜)
わたしたちの暮らしは、日々途切れることなく続き、そのなかで絶え間なくさまざまな変化が起こっています。
暮らしの変化は使われる道具と深く関わり、新しく登場するモノ、変わっていくモノ、消えていくモノなど、道具の移り変わりに注目すれば、暮らしがどのように変わってきたのかを跡付けることができます。
うつろいゆく暮らしを、日々使われていたモノによって記録することを目的として、30余年にわたり継続してきた資料収集活動により、現在、昭和日常博物館には15万点を超える生活資料コレクションが構築されています。本展示会では、この膨大なコレクションの中から暮らしの変化を読み解く手がかりとなるモノを取り上げ、身近な道具が語る“モノ”語りを通して昭和時代の暮らしの移り変わりを紐解いていきます。_ito
企画展「CAN・だらけ展」開催
2023年7月16日
展示紹介(1):コーヒー缶コレクション
今回の展示会はさまざまな商品・製品の容器となった缶が主役となっています。今回の企画展のため展示した缶は1,400点ほど。そのすべてが昭和日常博物館の館蔵資料です。
初めて見る缶から馴染みの缶まで、多種多様な缶が並ぶ展示会場の様子を一部紹介します。
昭和40~60年代のコーヒー缶コレクション。缶コーヒーの種類の多さに驚かされます。_ito
展示紹介(2):レコード針の缶
今では見る機会も少なくなったレコード針の缶ですが、形状もデザインも多様で、じっくり観察すると面白い資料です。_ito
次回企画展開催のお知らせ
2023年6月11日
企画展「CAN・だらけ展 くらしは缶にあふれている!」
【開催期間】7月15日(土曜)~9月24日(日曜)
さまざまな金属で作られる「缶」は、その丈夫さと密封性の高さから、食料品や飲料物をはじめとして、多種多様なモノの容器として長く活躍してきました。
当館の昭和生活資料コレクションの中にも、缶詰、ジュース缶、ドロップ缶、お菓子の一斗缶、石けん・洗剤の缶、レコード針の缶など、用途も形も大きさもさまざまな缶が数多く集まってきています。
今回の展示会では、昭和日常博物館が収蔵するこれらの多彩な「缶」資料の中から、昭和時代のくらしを支え、彩った「缶」を選りすぐってお見せします。「缶」だらけの展示を通して、缶とくらしの関わりを知り、缶の進歩からくらしの変化を探り、缶のデザインに表れる時代感をお楽しみください。_ito
企画展「おつかい・おかいもの展」開催
2023年3月11日
買い物を通してくらしの移り変わりを知る
本日3月11日より5月30日まで企画展「おつかい・おかいもの展 思い出の中の買い物情景」を開催します。
展示の中心となる特別展示室には、買い物カゴ、財布、チラシ、駄菓子屋や本屋などのお店の様子を再現した展示など、かつての買い物に関わる道具と情景があふれています。
「買い物」にまつわるモノを通して、くらしの移り変わりを感じてみてください。_ito
次回企画展開催のお知らせ
2023年2月28日
企画展「おつかい・おかいもの展 思い出の中の買い物情景」
【開催期間】3月11日(土曜)~5月30日(火曜)
買い物かごを下げて近所のお店へお買い物、お使いへ…。
かつてはどこでも見られた買い物の風景も、時代の流れの中で大きく変わってきました。スーパーマーケット、大型ショッピングセンターやコンビニエンスストアでの買い物の機会が増え、クレジットカードや電子マネーの使用が一般化し、ネットショッピングも広く普及するなど、買い物を取り巻く環境は劇的に変化してきたと言えるでしょう。
今回の展示会では、近所の商店街や馴染みのお店での買い物やお使いが当たり前だった昭和30年代頃の買い物の情景を、当時の買い物にまつわるさまざまなモノを通して振り返っていきます。量り売りでお菓子を売る駄菓子屋で使われていた道具、「マイバッグ」の元祖と言える買い物かごの数々、チラシや家計簿の中の買い物にまつわるモノの値段など、さまざまなモノと視点から昭和30年代頃の買い物事情を探ります。
買い物を通して見えてくる今と昔のくらしの変化を感じ、発見し、「これから」の買い物とくらしについても考えてみましょう。_Ito
特別展「琺瑯×デザイン」開催
2022年11月5日
ホーロー看板に囲まれる空間
本日11月5日から1月29日の期間、特別展「琺瑯×デザイン」を開催します。
メインの展示会場となる特別展示室の展示ケース壁面はホーロー看板で埋め尽くされています。ホーロー看板特有の字体、色使い、図柄などをお楽しみください。_ito
このページに関する問合せ
北名古屋市歴史民俗資料館「昭和日常博物館」
〒481-8588
愛知県北名古屋市熊之庄御榊53番地
電話:0568-25-3600
ファクス:0568-25-3602
メール:rekimin@city.kitanagoya.lg.jp