昭和日常博物館blog(特別展・企画展)2012年12月から2013年2月
スピログラフって知ってますか?
2013年2月1日
花柄を描く
プラスチック製の定規。そのなかに円が抜かれていて、その円のなかに歯車を入れ、小さな穴にボールペンを差し込み、グルグルと円を描くように回していくと、幾何学模様・花柄が描けるという道具・玩具。昭和40年代に日本に紹介され、大流行しました。大手玩具メーカーからケース入りの玩具も発売されていましたが、お祭りの夜店などで買ってもらったという話をよくうかがいます。_ichihashi
ワークショップ「花柄をデザインする。」
この定規を使って画用紙にオリジナルの花柄をデザインするワークショップを開催します。3月10日(日曜)13時30分~15時30分
Hanagara-saku-showa
企画展「花柄咲く昭和」に添えて(2)
2013年1月29日
キッチンに咲く花柄
キッチン、台所は花柄の宝庫。その代表格がホーロー鍋。両手鍋、片手鍋など白地のホーローに鮮やかな花柄が咲いています。
鍋を彩った柄やカラーも時代の流行を反映しています。かつては、アルミ、アルマイトの無地が主流でしたが、昭和30年代頃から、アルマイト製の弁当箱や、アルミ製のやかんのフタなどに花柄が施されました。
昭和50年頃のホーロー鍋には写真のような花柄が大流行しました。次回の企画展「花柄咲く昭和」ではこうしたホーロー鍋も展示します。ご自宅に眠っている花柄のホーロー鍋などがございましたらご連絡ください。_ichihashi
Hanagara-saku-showa
企画展「花柄咲く昭和」に添えて(1)
2013年1月26日
花柄大集合
昭和時代の後半、暮らしを彩った花柄。ガラスコップやホーロー鍋、保温ジャー、保温ポット、洋服などの装飾に花柄のデザインが大流行しました。
ついこの間まで使っていたとか、今でも現役というケースも多いかと思いますが、次回の企画展では、昭和64年まで、昭和時代全体を眺めていきたいと思っています。
花柄に彩られた昭和の暮らしで使ってきた品々、「捨てる!」の前にご連絡ください。_ichihashi
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次回企画展 「花柄咲く昭和」 Hanagara-saku-showa
2013年1月20日
ショウワ・ラボ 花柄採集ノート
昭和の暮らしの移り変わりと道具の変化を探り、伝え、体感する『昭和生活文化総合研究所(ショウワ・ラボ)』。今回の研究テーマは「花柄」。
昭和時代の暮らしのなかに表現された花柄。例えば、昭和40年代から50年代には花柄の台所用品が流行し炊飯器、ポットなどに鮮やかな花柄が描かれました。百貨店の包装紙、洋服、着物など身のまわりのさまざまなモノの装飾に花柄が用いられました。
この展示会では、歴史民俗資料館の収蔵品のなかから「花柄」を採集、分類して展示していきます。_ichihashi
- 開催期間 3月5日~5月30日
- 期間中休館日 3月11日・18日・25日、4月1日・2日・8日・15日・22日・30日、5月1日・7日・13日・20日・27日
特別展「昭和生活文化総合研究所」関連ワークショップ(7)
2013年1月19日
第7回目「和紙で作る凧」 みごと大成功!
1月6日和紙と手作りの竹ひごで、昔ながらの和凧作りを行いました。2歳~4年生の子どもと、お父さんやお母さん、指導者の「いきいき隊」総勢24名が大集結!全員で協力のもと、子ども達が一生懸命作った凧は、みごとに青空へあがりました。
大人はなつかしく、子どもは初挑戦の凧作り。性能も抜群で風が吹くと高くあがり、名古屋テレビのニュースにも紹介されました。
新年初のワークショップは、みなさまの笑顔と達成感でいっぱいのスタートとなりました。「昭和生活文化総合研究所」関連ワークショップは残すところあと2回です。昭和を体験・研究しながら、再発見・新発見を楽しみましょう。_kato
特別展「昭和生活文化総合研究所」関連ワークショップ(6)
2013年1月19日
第6回目「牛乳ビンのフタでつくるおもちゃ」大研究!
特別展関連ワークショップの第6弾(12月9日)は、牛乳ビンのフタを利用したおもちゃ作りです。北名古屋市の学校給食では約2年前から牛乳ビンのフタが紙からプラスチックに変わり、紙のフタ自体が貴重な資料となりつつあります。今回のワークショップは、岐阜県関牛乳株式会社様のご協力により本物の「牛乳ビンの紙のフタ」で、ぶんぶんゴマや爪楊枝を芯にしたコマの製作が実現!
当日は来館者の方々がコマの製作と、回す技術の鍛錬に励みました。いきいき隊の指導のもとブーンブーン!と音が鳴ると大人も子どももだんだん夢中に。中には牛乳ビンのフタを2枚に増量し、不思議な動きをするブンブンゴマを研究・製作した方もみえました。牛乳ビンのフタをはじめ、コマ回しに終始する「コマ回し選手権」は、1月20日(日曜)13時30分~15時00分資料館展示室で行います。回し方をはじめ、回転時間測定などコマの研究を、ぜひご一緒に。_kato
特別展「昭和生活文化総合研究所」関連ワークショップ(5)
2012年12月12日
第5回目「あぶりだしとミカン鉄砲」柑橘を満喫!
特別展関連ワークショップ第5弾は「あぶりだしとミカン鉄砲」です。12月1日、子ども達が楽しみな様子で集まってきてくれました。どの子も「あぶりだし」は生まれて初めてなので完成図の想像がつかず、何度も上から筆を入れてしまい、文字が解読不能のアート作品になった子もおりました。大人もなつかしさから久しぶりに挑戦し、火鉢であぶった思い出など話しながら楽しんでくださいました。子ども達も次第に要領を得てきて、「2種類のミカン汁を合わせると、より色が濃くなる」という実験結果を導き出しました。
「ミカン鉄砲」は三河地方で育った男性が、少年時代の思い出をもとに再現した“竹製の鉄砲”です。厚いミカンの皮を竹筒の両端に詰めて棒で突き、空気圧で飛ばします。当日は三重県桑名出身の男性により「大根鉄砲」も追加され、子ども達のチャレンジ精神が倍増!!ミカンの皮はポーンといい音で飛んでいくので、音とフレッシュなミストに満ちた香り高いワークショップとなりました。_kato
特別展「昭和生活文化総合研究所」関連ワークショップ(4)
2012年12月12日
第4回目「紙でつくるおもちゃ」大盛況!
特別展関連ワークショップ4回目は「紙でつくるおもちゃ」でした。11月25日は資料館展示スペースが紙であふれ、上空には紙飛行機が飛びかいました。紙飛行機の目玉は、約70年前に主流だった「つばめ飛行機」です。翼を広げたつばめのような形で、しっぽは手でちぎってT字に成形します。飛ばし方は、指先で挟んで手首のスナップをきかせて手放すという投法。紙飛行機の種類によってさまざまな飛ばし方がありますが、参加した子ども達はそれぞれにコントロールしながら、的をねらって元気に遊びました。
その後、作品は紙鉄砲や折り紙に発展。一緒に過ごすうちに、互いに教え合ったり協力したり…大人も子どもも友達になって無邪気に遊んだワークショップでした。_kato
特別展「昭和生活文化総合研究所」関連ワークショップ(3)
2012年12月11日
第3回目「洗濯板と昔のアイロン体験」終了!!
特別展関連ワークショップ第3弾として、「洗濯板と昔のアイロン体験」が11月10日に行われました。洗濯板は、見るのも触るのも初めてという子ども達が、シーツ洗いに挑戦!最初はシーツと板が同時に動き、手こずりましたが、いきいき隊「わかばの会」のご指導で、みるみる上達。ゴシゴシといい音をさせ、昔の技を身につけていきました。
次に、古いご飯を煮て「洗濯のり」作りを体験!のりづけした布は、板張りすることで縦糸と横糸がピーンと伸びて、まるでアイロンがけしたように仕上がりました。この日はケーブルテレビ“スターキャット”の取材もあり、子ども達はワークの楽しさや達成感を本音で語ってくれました。何より、「わかばの会」のみなさまの割烹着姿に圧巻!こんなにも白い割烹着姿が板に付いた女性達に、誰もが魅力を感じずにはいられないワークショップでした。_kato
オリジナル!?牛乳瓶のフタ
2012年12月8日
ワークショップ 牛乳瓶のフタでつくるおもちゃ
ワークショップで使用する牛乳瓶のフタ。
昭和日常博物館オリジナルを作ってみました。さまざまな牛乳瓶のフタのデザインを参考に、12月9日のワークショップ限定の牛乳瓶の紙フタです。実際に牛乳瓶に使用するわけではないので、牛乳瓶のフタ風ということになります。
厚紙にプリントし、サークルカッターを使って手作業で切り抜きましたので精度のほうはお許しください。
ワークショップでは、関牛乳株式会社さんから提供いただいた実物の紙フタとオリジナル牛乳瓶のフタ風を用いて行います。_ichihashi
このページに関する問合せ
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