地域ぐるみで子どもを育てる~コミュニティ・スクール~
地域のみんなで地域の子どもたちをサポート
わたしたちの家庭や地域社会は、時代とともに変化しています。核家族やひとり暮らしの世帯が増え、子どもの数が減少しています。親が共働きで、普段子どもに接する時間が少ない家庭もあります。また、近所づきあいが少なくなって人間関係が希薄となり、社会生活を送るうえでの規範意識が弱まってきているともいわれています。こうした変化は、家庭や地域の教育力の低下を招くおそれがあります。
北名古屋市で始めたこと
子どもたちにとって、学校を中心に家庭や地域の教育力を高め、多くの大人と触れ合う中で、生きていく知恵や力、学ぶ意欲を見出し、心豊かでたくましく生きる力を身に付けることは大切です。市では、市民(地域のみなさん)と学校とが連携して子どもたちの学びをサポートしていくしくみ=「コミュニティ・スクール」を導入しています。
コミュニティ・スクールとは
市(区町村)の教育委員会が、保護者や地域のみなさんの声を学校運営に活かすための組織である学校運営協議会を設置した学校のことをいいます。
○全国的な広がりはこれから
全国の市区町村の教育委員会が指定するコミュニティ・スクールの数はまだ少ないのが現状ですが、コミュニティ・スクールを導入する動きは年々広がりつつあります。
コミュニティ・スクール事例集(外部リンク:文部科学省)
コミュニティ・スクールにおける地域学校協働活動(学校のホームページより)
5年生 家庭科「ミシンにトライ!手作りで楽しい生活」 (2月14日) 5年2組の様子です。ミシンボランティアのみなさまの協力のもと、初めてのミシン縫いです。 エプロンづくりを通して、ミシンの使い方を学びました。 ミシンボランティアの活動を通して、学校を支えてくださるボランティアのみなさまの存在に感謝しています。いつもありがとうございます。 |
図書ボランティア (1月20日) 図書ボランティアさんが「おみくじ」を作ってくださいました。 図書室にありますので、本を借りに来た人は、運試しに是非ひいてみてください。 |
学習支援ボランティア (2月2日) 1月は、4年生の図工(彫刻刀・版画)と5年生の家庭(ミシン・エプロンづくり)の補助をしていただきました。 ボランティアの方の見守りのおかげで、慎重に作業を進めることができ、上手に作品ができました。お忙しい中ご協力いただき、ありがとうございました。 |
4年生 命の授業 (2月2日) 2月2日、命の授業がありました。助産師の方のお話により、命がどのようにしてできるのかを教えていただきました。 赤ちゃんがお母さんのおなかの中で成長する様子を聞き、いろいろなことを学ぶことができました。普段の授業では知ることができないことを学べ、自分の命について考える機会になったと思います。 たったひとつの命ですので大切にしていけるといいです。 |
鴨田スポーツクラブ主催 もちつき大会 (12月12日) 鴨田スポーツクラブ主催の「もちつき大会」が行われました。 天候もよく、大変多くの子どもたちや地域の方が来校していました。杵と臼を使った本格的なもちつきを体験し、つきたてのお餅と豚汁を食べることができました。 準備をしていただきました鴨田スポーツクラブのみなさま、本当にありがとうございました。また、お手伝いをしていただきましたボランティアのみなさまもありがとうございました。 |
学校運営協議会委員さんとの交流会 (1月18日) 学校運営協議会委員さんと師勝北小学校教職員との交流会を行いました。 交流会では、「地域で子どもたちが活躍できる場を考える」をテーマにして、活発な意見交流ができました。今後、コロナ禍が収束に向かうことを切に願いながら、子どもたちから地域へ積極的に関わっていく機会を増やしていきたいと考えています。 委員のみなさま、大変貴重なご意見をありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。 |
3年生 ポッカサッポロ出前授業 (2月17日) 3年生は、ポッカサッポロの方々に来ていただき、出前授業をしていただきました。 北名古屋市にあるポッカサッポロの工場について教えていただいたり、作業時のユニフォームの試着体験や品質検査の体験をさせていただいたりしました。 みんなとても楽しみながらポッカサッポロのものづくりの工夫を学ぶことができました。ポッカサッポロのみなさま、ありがとうございました。 |
ボランティアさん感謝の会 (2月17日) 2月17日の朝、「ボランティアさん感謝の会」を行いました。 日頃お世話になっているボランティアのみなさんに、2年生が手作りしたメダルを、5・6年生の代表児童が、感謝の手紙を渡しました。最後に児童会会長の声掛けで、全校児童で感謝の言葉を伝えました。 ボランティアのみなさま、学校活動へのご協力、本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします。 |
地域の方(若葉会)との植栽活動 鹿田第一公園にて (12月5日) 12月5日に鹿田第一公園に園芸委員会の児童が出向き、地域の方(若葉会)に教えてもらいながら植栽活動を行いました。 植栽したパンジーは3月にプランターに移植し、本校の卒業式の門出式で並べるために学校に戻ってくることになっています。公園の花壇が踏まれるなど、公園の使用マナーが悪かったことに心を痛め、地域と学校が手を組み、公園を使用する公共心を花と共に育てていきたいという思いでこの活動が始まったと聞いています。 壊れていた看板も新しくなりました。皆でありがたく公園を使用したいと思います。 |
プログラミング体験教室 (12月8日) 放課後子ども教室の3年生が、名古屋芸術大学の協力のもとプログラミング体験をすることができました。 レゴ「WeDo」を使って、タブレット端末から本体の動きや光り方、音声などを制御して、楽しく遊びながら学びました。大学の研究ゼミの学生が、子どもたちの学びをサポートしてくれました。 |
第4回 学校運営協議会を開催しました (2月16日) 2月16日、第4回学校運営協議会を開催しました。 今年度最後の学校運営協議会として、学校関係者評価や令和5年度の方針などについて熟議をしました。委員のみなさまから大変貴重な意見をいただくことができました。 来年度の学校教育に生かしていきたいと思います。委員のみなさま、1年間ありがとうございました。 |
「手づくりお守り」ボランティア (1月15日) 先日、学校運営協議会委員のみなさまから「3年生にむけて手作りお守りを!」とご提案をいただき、1・2年生のボランティア生徒と一緒に「手作りお守り」を作りました。 限られた時間でしたが、3年生の先輩を思い、丁寧に作業を進めていました。参加してくれたみなさん、学校運営協議会のみなさま、ありがとうございました。 |
図書ボランティア ブックスタンドとポップの作成 (1月16日) 1月16日、図書ボランティアのみなさまにブックスタンドとポップの作成をしていただきました。 今回もそれぞれの本に合わせた素敵なブックスタンドが出来上がりました。また、思わず手に取りたくなるような本を紹介するポップも作成していただきました。 ご参加いただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました。来月も図書ボランティアを実施する予定です。多くのみなさまのご参加をお待ちしています。 |
おやじの会 バックネットの塗装 (12月27日) おやじの会の会長さん方にバックネットの塗装をしていただきました。何日も前から下塗りなどの準備を経て、今日は野球部員に塗り方を教えていただきました。部員たちはローラーを上手に使いながら丁寧に塗装をすることができました。ほとんどの生徒が初めての体験でしたが、地域の方々とともに、楽しく作業することができました。 バックネットは自分たちが部活動で使用する大切なものです。これからも大切に使っていこうという思いを強くすることができました。 |
2年生 職業講話 (11月10日) 11月10日、5・6限目の総合的な学習の時間に、岐阜ハートセンターの方々による職業講話が、zoomによるオンラインで行われました。 医療の現場で働いている、様々な分野の方々の貴重なお話を聞くことができて、どの生徒も目を輝かせていました。2時間があっという間に過ぎていきとても充実した講話会になりました。今回の学びを、これからの進路選択に生かしてほしいです。 |
職業講話 (2月17日) 2月17日の5・6時間目に職業講話を行いました。5つの講座(警察、料理人、建設、医師、美容師)にわかれ、講師の先生方をお招きし、お話を聞きました。 講師の先生方からは、それぞれの職業について、仕事の内容などの貴重なお話を聞くことができました。今後の進路選択の参考になる有意義な時間を過ごすことができました。 写真は美容関係の講座です。 |
成果の声 ~学校運営協議会の活動報告から~
- 育てたい子どもの姿を明確にし、学校ごとの取組目標であるアクションプランを共有することで、委員一人ひとりが、それぞれの立場でできることを考え、今後の方向性を見出すことができた。
- 地域コーディネーターとの連絡や調整があり、よりボランティア活動を充実させることができた。
- 保護者や地域を巻き込んだ行事を実施し、幅広い交流が進み、つながりがより深まった。
- 地域行事への参加は、子どもたちに郷土愛を育むよい機会となった。
- コミュニティ・スクール便りの配布、ホームページによる情報発信により、保護者および地域の方の学校への関心・理解が深まった。
A小学校保護者意識調査結果(PDF 474KB)
A小学校標準学力調査結果(PDF 176KB)
コミュニティ・スクールの先にあるもの
コミュニティ・スクールの直接の目的は、地域ぐるみで子どもたちを育てることですが、それだけではありません。地域の絆を深め、より活性化していくことでもあります。「子どもは地域の宝」です。子どもたちが将来大人になった時に、地域の担い手として次世代の子どもたちを育てていく、という将来的な目的も合わせ持っています。
お問い合わせ
学校教育課
電話:0568-22-1111(代表)
ファクス:0568-23-3150
E-mail:gakko@city.kitanagoya.lg.jp
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