地域ぐるみで子どもを育てる~コミュニティ・スクール~
地域のみんなで地域の子どもたちをサポート
わたしたちの家庭や地域社会は、時代とともに変化しています。核家族やひとり暮らしの世帯が増え、子どもの数が減少しています。親が共働きで、普段子どもに接する時間が少ない家庭もあります。また、近所づきあいが少なくなって人間関係が希薄となり、社会生活を送るうえでの規範意識が弱まってきているともいわれています。こうした変化は、家庭や地域の教育力の低下を招くおそれがあります。
北名古屋市で始めたこと
子どもたちにとって、学校を中心に家庭や地域の教育力を高め、多くの大人と触れ合う中で、生きていく知恵や力、学ぶ意欲を見出し、心豊かでたくましく生きる力を身に付けることは大切です。市では、市民(地域のみなさん)と学校とが連携して子どもたちの学びをサポートしていくしくみ=「コミュニティ・スクール」を導入しています。
コミュニティ・スクールとは
市(区町村)の教育委員会が、保護者や地域のみなさんの声を学校運営に活かすための組織である学校運営協議会を設置した学校のことをいいます。
○全国的な広がりはこれから
全国の市区町村の教育委員会が指定するコミュニティ・スクールの数はまだ少ないのが現状ですが、コミュニティ・スクールを導入する動きは年々広がりつつあります。
コミュニティ・スクール事例集(外部リンク:文部科学省)
コミュニティ・スクールにおける地域学校協働活動(学校のホームページより)
○ 井瀬木児童館もちつき会 1/13 |
○ 見守り隊感謝の会 3/14 |
○ 感謝の会 3/15 |
○ 図書室壁面の飾り付け 3/13 |
○ 鴨田ザウルス部分付け替え 2/9 |
○ お年寄り家庭への訪問 3/8 |
○ 「にじいろたまご」読み聞かせ 12/20 |
○ 図書ボランティア 3/1 |
○ さわやか挨拶運動、地域あいさつ運動 3/8 |
○ 図書ボラ 12/13 |
○ 第4回学校運営協議会 2/29 |
〇 感謝の会 2/21 |
○ 家庭科の授業(アイロン実習)のボランティア 2/27 |
○ 図書ボランティア 1/24 |
○ 令和5年度第3回CS会議 2/3 |
○ 学校運営協議会 2/21 |
成果の声 ~学校運営協議会の活動報告から~
- 育てたい子どもの姿を明確にし、学校ごとの取組目標であるアクションプランを共有することで、委員一人ひとりが、それぞれの立場でできることを考え、今後の方向性を見出すことができた。
- 地域コーディネーターとの連絡や調整があり、よりボランティア活動を充実させることができた。
- 保護者や地域を巻き込んだ行事を実施し、幅広い交流が進み、つながりがより深まった。
- 地域行事への参加は、子どもたちに郷土愛を育むよい機会となった。
- コミュニティ・スクール便りの配布、ホームページによる情報発信により、保護者および地域の方の学校への関心・理解が深まった。
A小学校保護者意識調査結果(PDF 474KB)
A小学校標準学力調査結果(PDF 176KB)
コミュニティ・スクールの先にあるもの
コミュニティ・スクールの直接の目的は、地域ぐるみで子どもたちを育てることですが、それだけではありません。地域の絆を深め、より活性化していくことでもあります。「子どもは地域の宝」です。子どもたちが将来大人になった時に、地域の担い手として次世代の子どもたちを育てていく、という将来的な目的も合わせ持っています。
お問い合わせ
学校教育課
電話:0568-22-1111(代表)
ファクス:0568-23-3160
E-mail:gakko@city.kitanagoya.lg.jp
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