オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09

ページ番号1004046  更新日 2025年1月31日

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写真:オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09 1

作品名 オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09

作者 牛尾啓三 USHIO,KEIZO

作者コメント

街を行き交う人々がふと振り返るような彫刻を考えました。「黒い大きいドーナッツ」と子どもに触れ親しまれることを想像しています。「2つに切れているが、1本かな2本かな」などと子どもたちに形への好奇心を膨らましてもらえば幸いです。街の人々とともに成長する彫刻であることを願っています。

作者の主な活動

1951年 兵庫県福崎町生まれ
1979年 第1回ヘンリー・ムーア大賞展・佳作賞(箱根彫刻の森美術館)
1992年 第13回神戸須磨離宮公園現代彫刻展・朝日新聞社賞、市民賞
1993年 第15回現代日本彫刻展・京都国立近代美術館賞(山口県宇部市)
1996年 朝来野外彫刻展・大賞(兵庫県朝来市)
1997年 マーロット・タルシハ国際彫刻シンポジウム・1等賞(イスラエル)
2000年 SXS国際野外彫刻展・市民賞(オーストラリア・シドニー)
2004年 豊臣秀吉公記念碑コンペティション・最優秀賞(滋賀県長浜市)
2006年 国際数学者会議 招待芸術家公開制作(スペイン・マドリッド)
2007年 第34回長野市野外彫刻賞
2009年 兵庫県文化賞受賞 など

作品解説

黒御影石の塊からドーナツ形を掘り出し、メビウスの輪のようにひねりを加えながら二つに分割していく。鑑賞者は表と裏の繋がりを考えながら、彫刻表面を無限に追っていくことになる。その際には、近距離から見られることになるので、それが彫刻への親しみにも繋がっていくだろう。知的であり、技術的精度も確認できると同時に、石としての存在感や迫力を失わない構成力の高さが注目される。

(藤井 匡:キュレーター、北名古屋市モニュメント審査会審査員)

作品写真

写真:オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09 2

写真:オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09 3

写真:オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09 4

写真:オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09 5

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