自立の表現
作品名 自立の表現
作者 山岡 昇 YAMAOKA,NOBORU
作者コメント
鏡面の板は映り込みの効果により左右では異なった形が現れる。作品の周りを移動する事で2つの形が変化していく様子が観てとれます。円形の板は自立しているのでしょうか、角棒は浮遊しているのでしょうか。自然界の現象に矛盾を表現し、違和感を体験する事で気持ちの活性化につながればと思っております。
作者の主な活動
1964年 大阪府生まれ
1990年 EXPO’90国際花と緑の博覧会「パビリオン内」現地制作(大阪府)
1992年 堺市展(1992~1997)受賞(大阪府堺市)
1995年 芸術祭典・京「京を創る」(京都府)、荒川リバーアートコンテスト・優秀賞(東京都)、’95風のビエンナーレ ウインドーム立川(山形県)
1996年 現地制作のためオーストラリアに滞在
2001年 夢みどりいしかわ2001現代野外アートコンペティション(石川県金沢城址)
2002年 全関西美術展・受賞(大阪市立美術館)、大阪花と彫刻展(大阪靭公園)
2007年 第22回現代日本彫刻展・島根県立石見美術館賞、市民賞(山口県宇部市) など
作品解説
中央に位置するステンレス板の鏡面を効果的に活用した作品。ここには見る側の脚自体が写り込むため、一方からは門の形、他方からは額縁のような四角形と、全く異なった作品像が出現することになる。歩道に設置された場合、行きと帰りで別々の姿を目にすることになるのが楽しい。鑑賞の視点がある程度限定される道路沿いでの設置を、十分に考えた上で導き出されたアイデアだと言える。
(藤井 匡:キュレーター、北名古屋市モニュメント審査会審査員)
作品写真
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