香りの害(香害)

ページ番号1001969  更新日 2025年2月27日

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「香害」ってご存じですか…

「香害」とは、化粧品や香水、合成洗剤、柔軟仕上げ剤などに含まれる合成香料(化学物質)のにおいによって、不快感や健康への影響が生じることをいいます。
近年、残香性の高い製品の普及により、国民生活センターなどには、このようなにおいによる相談が多数寄せられており、特に柔軟仕上げ剤のにおいに関する相談が多くなっています。
自分にとって快適なにおいが必ずしも他の人にも快適に感じるとは限りません。
もしかすると他の人はそのにおいを不快に感じたり、中にはアレルギーを起こしたり、「化学物質過敏症」によって体調を崩すなど苦しんでいる方が見えるかもしれません。
においは常習性があるため普段から使い続けているとそのにおいに慣れてしまい、徐々に強いにおいを求めてしまうことがあります。
合成香料を含んだ製品を使用する際には周りの方への十分な配慮をお願いいたします。

「化学物質過敏症」とは…

「化学物質過敏症」とは、建築資材、化粧品、芳香剤、合成洗剤、柔軟仕上げ剤、排気ガス、農薬などの日常生活を送る際に使用されるさまざまな製品に含まれる、通常では問題にならないような微量の化学物質に敏感に反応し、「頭痛」「めまい」「倦怠感」「脱力感」など健康に影響を及ぼす症状が発生するもので、その反応は個人差が大きく、また、ある時を境に突然発症することもあります。

「化学物質過敏症」については、発症のメカニズムや病状などまだ解明されていない部分も多く、医学的な定義、診断基準が確立されていないことから症状を発症しない方には理解されにくいのですが、原因物質を除去することで改善することから、まずは、この症状と「香害」についてご理解いただき、このような症状に苦しんでいる方への配慮をお願いします。
また、自身が「化学物質過敏症」を発症しないためにも、症状を誘発する可能性のある化学物質にむやみに近づかないこと、なるべく早期に離れること、不必要・過剰な使用を控えることなどが有効とされています。

関連リンク

消費生活センター

化学物質過敏症関係

環境省

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このページに関する問合せ

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