水田魚道を設置するとこんな効果が…
農業者や地域が主体となって地域の子どもたちと一緒に遡上魚類の観察会を定期的に実施すると…
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これまで接点が少なかった農業者、地域、近所の子どもたち、親が顔見知りになる。
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常日頃から農業者や地域が近所の子どもたちに意識的に目を配るようになるため防犯効果が期待できる。
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収穫祭などのイベントを行うことで地域の絆は更に高まる。(例えば、地域主体で子どもたちに田植えから収穫までの農業体験を実施したり、餅米を栽培し皆で収穫して餅つき大会などを行う。)
減農薬栽培を行うことにより、魚も棲める水田で栽培した安全・安心な米としてブランド化し、農業者自身で価格を設定し売却。
田んぼに上がった魚を売却。(食材、観賞用など)
地域が水田や農業に目を向けるようになり、水田の多面的機能、とりわけ洪水調整機能への理解が促進。
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地域に洪水調節機能が大事であることの「気づき」を促すことにより、地域から水田保全の声が上がりだす。
水田に遡上した魚を狙って、サギなどの鳥類が飛来。水田で成長した魚が落水時に水路から川へ還っていく。
この水田魚道の取り組みが、市全体の水田で広がれば、地域の絆が強まるとともに地域が活性化し、より暮らしよい街になると思います。
来年度以降、ご賛同いただける方々を募って、水田魚道の普及をおこなっていきたいと考えております。
興味のある方・ご賛同いただける方は、下記にご連絡ください。
北名古屋市建設部商工農政課 電話22-1111
愛知県農業総合試験場のホームページに「水田魚道の設置・観察・管理マニュアル」がありますので、参考にしてください。
URL :
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/nososi/0000035695.html