令和6年「市民と議員の意見交換会」の報告
令和6年10月5日(土曜日)名古屋芸術大学アートスクエア(文化勤労会館)小ホールにて北名古屋市議会”初”の「市民と議員の意見交換会」を開催しました。
お忙しい中、ご参加いただきました市民のみなさまに感謝いたします。
意見交換会で共有できましたご意見、ご提案は、市議会として積極的に発信し、北名古屋市のまちづくりのため、より一層、努力してまいります。
また、今回残念ながらご参加いただけなかった方、このホームページをご覧になって市議会に興味を持ってくださった方、市議会は今後もみなさまの声を聴いてまいりたいと思っておりますので、その際は、ぜひご参加いただければと思います(もちろん、今回参加してくださった方も大歓迎です)。
意見交換会のテーマ:公共施設を今後どうするか
アンケート調査の結果、143名に回答をいただき、今回の意見交換会のテーマは「公共施設を今後どうするか」に決定しました。
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アンケート調査の結果 (PDF 177.9KB)
(アンケート実施期間:令和6年5月1日から31日)
日時・場所
令和6年10月5日(土曜日) 午後1時30分から4時30分まで
名古屋芸術大学アートスクエア(北名古屋市文化勤労会館)1階 小ホール
当日参加人数
29名
参加していただいた方の感想
参加していただいた方に、意見交換会終了後にアンケートにご協力いただきました。
当日の様子
10月5日(土曜日)午前11時、名古屋芸術大学アートスクエア(文化勤労会館)の小ホールに全議員が集合、議会改革推進協議会会長の桂川議員指揮のもと、準備に取りかかります。
まずは机や椅子を運びます。
テーブルに置くグループの立て札を作成中。三つ折りって案外むずかしいですよね。
市民のみなさまが気軽に話していただけるよう、お菓子も用意しました。
これは卵型のマイク。グループで話し合った内容がリアルタイムに可視化されるそう。名古屋工業大学白松研究室の方々に協力していただきました。
参加される方をお迎えする準備ができました。
来てくださった方に、どのグループに就いていただくかご案内します。
午後1時30分、意見交換会がスタートしました。司会は桂川会長です。
今回のテーマは「公共施設を今後どうするか」
まずは総務常任委員会委員長のさいとう議員より本市の現状を説明します。
今回、総合ファシリテーションを務めていただく小野地さんです。
グループワークを始める前に、ルールを共有します。
ひとりずつ自己紹介をしていきます。
お互いに拍手し合うと和やかな雰囲気も広がります。
グループワークのルールは「自分を主語に・ワクワクを大事に・否定しない、押し付けない・臆せず発言・みんなの意見を聴く」です。
それぞれが日ごろ感じている北名古屋市の事を書き出していきます。
まずは北名古屋市の「良いところ」を書き出します。
ひとりずつ発表しながら貼っていきます。
「良いところ」の次は「課題や問題点」をふせん紙に書いて発表していきます。
年代や性別が違うと、さまざまな意見が出てきますよね。
各グループを進行するファシリテーター、時間を管理するタイムキーパーは議員が担います。
集まった意見をまとめていきます。
年代や性別も違って、さまざまな意見がありますが、共通点もあります。
【休憩中】あちらこちらで会話が弾んでいて、とても和やかな空気。
「課題や問題点」の次、最後は「今後どうしたらもっと良くなるか、どうしていきたいか」を書き出し、発表していきます。
たくさんのふせん紙が集まります。北名古屋市への想いが溢れます。
小さなお子さんを連れたお母さんも参加してくださいました。場が和みますね。
各テーブルに置かれた卵型のマイクから取り込まれた声が、テーマごとに分かれ、解決策や賛成、反対意見がリアルタイムに表示されていきます。最新技術はすごいです。
意見交換会も終盤に。グループ発表に向けてまとめに取りかかります。
グループ内の団結力も高まっていきます。
参加者の中で最年少は高校生でした。幅広い年代の方に参加していただき嬉しい限りです。
発表の準備が整いました。1番に発表したいグループは…
なんと、多くのテーブルからトップバッター希望の挙手が
トップバッターはじゃんけんで決めることに。じゃんけん大会も盛り上がりますね。
勝ったのは福岡議長でした。
参加された市民のみなさまがグループごとに発表していきます。
各グループの持ち時間は2分ですが、熱く語っているうちにオーバーすることも。
卵型マイクの結果を白松教授から発表していただきます。
ふせん紙に書かなくても意見がまとまっていく時代が見えてきました。
総合ファシリテーターの小野地さんより講評をいただきます。
意見交換会終了。長時間に渡りお疲れさまでした。
最後に記念撮影です。
アンケートにもご協力いただきました。
ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
今回いただいたご意見やご提案を、これからのまちづくりに活かすべく、議員一同、より一層努力してまいります。
また、このような機会を継続し、より多くの方々のご意見をお聞かせいただきたいと思っております。
今回ご参加いただけなかったみなさまも、ぜひ次の機会にお待ちしております。
グループで話し合われた意見
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意見のまとめ(名古屋工業大学白松研究室作成) (PDF 728.9KB)
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各グループの議論内容(名古屋工業大学白松研究室作成) (PDF 1.8MB)
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各グループでまとめた付箋紙(模造紙) (PDF 3.2MB)
当日配布資料
ふりかえり 次回に向けて(議員の感想・意見)
意見交換会を開催した後、全議員でアンケート結果を読み、意見交換会当日のふりかえりと次回に向けた意見を出し合いました。
開催までの取組
北名古屋市議会基本条例の見直し
先進地を視察(静岡県藤沢市、静岡県掛川市、滋賀県彦根市、福井県越前市)
ファシリテーション研修を実施
意見交換会のテーマをアンケート募集(期間:令和6年5月1日〜31日)
143件の回答
参加者を募集(期間:令和6年8月1日〜9月10日)
32人の応募
北名古屋市議会基本条例の見直し(意見交換会の実施の背景)
北名古屋市議会では、平成19年に制定した北名古屋市議会基本条例の見直しを令和4年度に行いました。
これまで、議会改革のテーマは「開かれた議会」として抽象的な表現に留めておりましたが、一歩進んで、具体的に「議会機能の強化・向上」「情報の共有と説明責任」をテーマとして大幅な見直しを行いました。
なかでも6条に規定した広報・広聴活動および市民意見を議会活動へと反映するため、従前は議会報告会としていたものを改め、このたび市民との意見交換会を実施することに至ったものです。
北名古屋市議会基本条例 第6条
市議会は、市民に開かれた議会を実現するため、その諸活動に関し多様な媒体を活用して積極的な広報及び広聴に努めるとともに、それらの活動を通じて得られた市民の意見を市議会活動に反映するものとする。
意見交換会の目的と趣旨
これまでの議会の役割は、行政執行の監視という面が強く機能してきました。
しかしながら、人口減少や高齢化社会を背景に、行政そのものの姿も大きく変化することを余儀なくされています。
北名古屋市議会は、こうした社会課題への対応と迅速化を計るべく、住民自治のあるべき姿に立ち返り、多様な課題解決のための共創に向けての場づくりとして、意見交換会を設けることとしました。
意見交換会は、参加者の意見を均等に聴く機会を設けるためワークショップの形式を取り、実施することとしております。
また、そのほかにも住民との対話から政策提言へと繋げるべく、さまざまな手段を積極的に活用していきます。
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