日常生活で実践できる地球温暖化対策

ページ番号1001979  更新日 2025年1月22日

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地球温暖化を防止するためには、わたしたち一人ひとりが当事者意識を持つことが重要です。

地球温暖化の原因の一つとされている二酸化炭素の排出量では、全体の約15%が家庭からの排出分となっています。このページでは、日々の生活の中で実践できる地球温暖化対策についてご紹介します。身近にできることから取組を始めてみましょう。

冷暖房器具

  • 冷房を使用する際は28℃を目安に。
  • レースのカーテンやすだれで日差しをカット。緑のカーテンもおすすめです。
  • 扇風機を併用する。

  • 暖房を使用する際は20℃を目安に。
  • 厚手のカーテンを使用する。
  • 厚着をするなど服装で調節する。
  • 扇風機を使用して暖かい空気を循環させる。

照明

  • LED照明に取り替える。
  • 使っていない部屋の照明はこまめに消す。

テレビ

  • 視聴しない時は消す。
  • 画面は適切な明るさにする。

冷蔵庫

  • 無駄に開閉しない。
  • 食品を詰め込みすぎない。
  • 適切な温度で設定する。

電子レンジ

  • 野菜の下ごしらえは電子レンジを活用する。
  • 残りごはんは保温せず、冷凍して電子レンジで解凍する。

風呂

  • 間隔をあけずに続けて入浴し、なるべく追い炊きをしない。
  • 浴槽にフタをして熱が逃げないようにする。
  • シャワーは不必要に流したままにしない。

洗濯

  • まとめ洗いをして洗濯機の使用頻度を少なくする。

自動車

  • ふんわりアクセルを心がける(5秒間で時速20キロメートル程度の加速が目安です。)。
  • 急加速・急ブレーキをしない。
  • 一定の速度で加減速の少ない運転を心がける。
  • アイドリングストップ
  • 公共交通機関を利用したり、近場であれば徒歩や自転車で移動し、自動車を過度に利用しない。

その他

  • 家電製品は省エネ型のものを購入する。
  • 使用していない家電製品のプラグを抜いたり、節電タップを使用し、待機電力による電気の消費を抑える。
  • マイバッグ、マイ箸、マイボトルなどを持ち歩く。
  • 食材は旬のものや産地が近いもの(地産地消)を購入する。
  • 詰め替え製品や、ばら売り・量り売りの商品を購入する。
  • 宅配便は1回で受け取る。

効果

表:日常生活で実践したときの省エネ効果
実践項目 二酸化炭素削減量 年間節約金額 条件
夏のエアコンの設定温度は28℃に。 約14.8kg 約820円 外気温31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から28℃にした場合(1日9時間使用)
冬のエアコンの設定温度は20℃に。 約25.9kg 約1,430円 外気温6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(1日9時間使用)
ガスファンヒーターの設定温度は20℃に。 約18.3kg 約1,320円 外気温6℃の時、設定温度を21℃から20℃にした場合(1日9時間使用)
石油ファンヒーターの設定温度は20℃に。 約25.4kg 約880円 外気温6℃の時、設定温度を21℃から20℃にした場合(1日9時間使用)
LED照明に取り替える。 約43.9kg 約2,430円 54Wの白熱電球を9WのLED電球に取り替えた場合(年間2,000時間使用)
テレビを見ない時は消す。 約8.2kg 約450円 1日1時間テレビ(32V型)をつけている時間を減らした場合
テレビの明るさは適切に設定する。 約13.2kg 約730円 テレビ(32V型)の画面の輝度設定を「最大」から「中間」にした場合
冷蔵庫には詰め込みすぎない。 約21.4kg 約1,180円 冷蔵庫に詰め込んだ場合と半分にした場合の比較
冷蔵庫の設定温度は適切にする。 約30.1kg 約1,670円 周囲温度22℃の時、冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」にした場合
間隔を空けずに続けて入浴する。 約85.7kg 約6,190円 2時間放置して水温が4.5℃低下したお湯を追い炊きする場合(1日1回200Lのお湯)
自動車の発進はふんわりアクセル 約194.0kg 約11,950円 燃費が1km11.6Lの自動車(2,000cc)で年間10,000km走行した場合
自動車は加減速の少ない運転をする。 約68.0kg 約4,190円 燃費が1km11.6Lの自動車(2,000cc)で年間10,000km走行した場合
アイドリングストップ 約40.2kg 約2,480円 30kmで4分間の割合でアイドリングストップを行った場合

※出典:経済産業省資源エネルギー庁ホームページ「家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約」

環境家計簿について

環境家計簿では、各家庭での電気、ガス、灯油、ガソリン等のエネルギー消費量から、二酸化炭素(CO2)がどれくらい排出されているかを知ることができます。

環境家計簿で記録し、「見える化」することで、身近にできる環境に配慮した生活について考えるきっかけとなります。

環境家計簿を活用し、地球にも家計にも優しい省エネ生活を実践しましょう!

使い方

  • エクセル版はパソコンにダウンロードして使用する場合に、PDF版は印刷して使用する場合にご活用ください。
  • 使用量は明細書、検針票、レシート等をご参照の上、記録してください。
  • 使用量に各項目の排出係数を掛けると二酸化炭素(CO2)排出量となります。
  • ※エクセルに入力する場合は自動計算されます。
  • ※環境家計簿に記載の二酸化炭素(CO2)排出係数は、地球温暖化対策の推進に関する法律(平成10年法律第117号)および地球温暖化対策の推進に関する法律施行令(平成11年政令第143号)の規定に基づき算定されたもの(電気については、「電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)令和元年度実績(令和3年1月7日環境省・経済産業省公表)」による中部電力ミライズ株式会社の調整後排出係数)を使用しています。

アクリルたわしの販売について

市では、環境に配慮し家庭排水の浄化を促進するために、洗剤を使わず食器が洗えるアクリル毛糸で作ったアクリルたわしを1個50円で販売しています。地球環境のためにもぜひご活用ください。

販売場所

  • 西庁舎2階 環境課
  • 東庁舎1階 会計課

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このページに関する問合せ

生活安全部 環境課
〒481-8531
愛知県北名古屋市西之保清水田15番地
電話:0568-22-1111
ファクス:0568-25-0611
メール:kankyo@city.kitanagoya.lg.jp