昭和日常博物館blog(常設展示等)2011年4月から2011年5月

ページ番号1005886  更新日 2025年2月27日

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文化遺産カードを集めよう

2011年5月13日

AA0006昭和日常博物館 AA0007高塚古墳

写真:文化遺産カード

地域に残る数々の文化遺産。現地を訪ね「文化遺産カード」を集めましょう。「そこに行った!!」という写真があれば、無料でもらえる文化遺産カード。北名古屋市歴史民俗資料館では、昭和日常博物館と高塚古墳を配布。

※配布は終了しました。

高塚古墳 北名古屋市鍜治ケ一色襟75
当館ホームページ:北名古屋市の遺跡参照

企画 NPO法人古代邇波の里・文化遺産ネットワーク

木曽川扇状地にはかつて「古代邇波(にわ)」と呼ばれた一つの領域が存在し、そこには個性豊かな文化が育まれ、数多くの貴重な文化遺産が存在しています。当団体は、これらの文化遺産を学問的に評価するとともに、地域の歴史・文化教育活動等に活用するための具体的提案などを実施しています。

第1回配布(暫定試行)

  • AA0001 青塚古墳:愛知県犬山市青塚
  • AA0002 犬山城:愛知県犬山市
  • AA0003 東之宮古墳:愛知県犬山市白山平
  • AA0004 犬山祭:愛知県犬山市

第2回配布(2011年5月14日から公開予定)

  • AA0005 ナンジャモンジャの木:愛知県犬山市池野
  • AA0006 昭和日常博物館:愛知県北名古屋市
  • AA0007 高塚古墳:愛知県北名古屋市
  • AA0008 高田祭:岐阜県養老町高田
  • AA0009 養老の滝:岐阜県養老町養老公園
  • AA0010 象鼻山古墳群:岐阜県養老町
  • AA0011 奥の細道むすびの地:岐阜県大垣市船町
  • AA0012 不破関:岐阜県関ヶ原町
  • AA0013 徳川家康最後陣地:岐阜県関ヶ原
  • AA0014 円満寺山古墳:岐阜県海津市南濃町
  • AA0015 昼飯大塚古墳:岐阜県大垣市昼飯
  • AA0016 大巻薩摩工事役館跡:岐阜県養老町

出前博物館「土に埋もれた歴史」

2011年5月12日

土器に触れる 歴史に触れる

写真:師勝南小学校6年生を対象に出前博物館「土に埋もれた歴史」を開催

5月11日、師勝南小学校6年生を対象に出前博物館「土に埋もれた歴史」を開催しました。
小学校6年生で学ぶ日本史、なかでも縄文時代、弥生時代、古墳時代などへの理解と地域の遺跡、歴史への興味を深めるためレクチャーと、土器、石器、埴輪など実物に触れる機会を提供しました。
質問タイムには、「縄文時代と弥生時代の土器が触った感じでずいぶん違うけど、なぜ?」「日本に初めて外国人が来たのはいつ?」など数多くの?が子どもたちのなかに生まれたようです。
歴史が大好きという女子児童は「縄文時代の土器に初めて触りました。昔の人たちの暮らしが少し身近になった気がします。私も、いつか発掘をしてみたい」と話してくれました。

news 取材・放送(2)

2011年5月11日

天ちんアワーどえりゃ~ナゴヤ

写真:天野鎮雄さんの番組「天ちんアワーどえりゃ~ナゴヤ」

5月2日、スターキャットケーブルテレビの収録が、昭和日常博物館で行われました。「天ちん」こと天野鎮雄さんの番組「天ちんアワーどえりゃ~ナゴヤ」が放送100回を迎え、記念としてスタジオを飛び出し、当館で収録が行われました。
昭和日常博物館では、昭和30年代「百円で買えたもの」というミニ企画を行っており100にちなんでクイズ形式で紹介されました。
番組の放送予定は次のとおりです。詳細はスターキャットのホームページなどでご確認下さい。
平成23年5月17日(火曜)午後7時放送

リピート放送…火曜日の午後10時30分、水曜日の午後6時、木曜日の午後9時、土曜日の午後12時・午後7時、日曜日の午前9時、日曜日の午後6時、火曜日の午後12時(合計9回の放送)_ichihashi

news 取材・放送(1)

2011年5月3日

粉末ジュース

写真:粉末ジュース

5月3日、中京テレビの夕方のニュース番組「news every」内の特集コーナーで、歴史民俗資料館で展示している数々の粉末ジュースが紹介されました。番組では、名古屋で作られた駄菓子が全国に発信され、子どもから大人まで世代を超えて元気を与えているという駄菓子文化が紹介されました。その主軸が「渡辺のジュースの素」でした。_ichihashi

昭和日常博の試み(3)

2011年4月29日

昭和の日

写真:多くの家族連れが来館された昭和の日

「昭和の日」である本日、4月29日。「昭和の日だからね~。ここがぴったりのスポットだね」という声も展示会場から聞こえてきました。昭和の日に昭和の暮らしを思い起こすということ。この日が「昭和の日」になってから、毎年、必ず母親と一緒に来館される方も見えます。来館者のみなさま、それぞれにそれぞれの思い出を語り合う場として、大切な役割を担っているようです。
ゴールデンウィークの初日ともあって多くの家族連れが来館されました。_ichihashi

新・寄贈品(2)

2011年4月20日

こども服

写真:昭和39年生まれの女の子が着ていた子ども服

昭和39年生まれの女の子が着ていた子ども服、35着が寄贈されました。小学生の頃に着ていたと思われるワンピースやジャンパースカート、ムームー、セーターなど当時の流行を映し出しています。
昭和45年に開催された日本万国博覧会「大阪万博」の写真や映像を見ると、同じようなデザインの洋服を着た女の子の姿を見ることができます。_ichihashi

営みの積層 第1層

2011年4月15日

能田旭古墳のカタチ

写真:能田旭古墳

周溝から多量の木製品が出土したことで知られる能田旭(ノウダアサヒ)古墳。資料館の南東400m程の地点に所在する帆立貝式古墳(前方後円墳の前方部が極端に短くなったような形)です。築造時期は5世紀末から6世紀の初め頃と考えられます。古墳は中世の頃には完全に墳丘を削られ、現在は水田や住宅地となっていて地上には古墳が存在していた面影はまったく残っていません。
この能田旭古墳で先日まで発掘調査を行っていました。宅地の造成に伴う調査のため、調査範囲は狭く、調査区の大半が水田耕作や昭和期の用水路のために土が掘り返されていた状況でしたが、古墳の形状や規模を復元するのに重要な情報となる後円部と前方部との接続する部分は奇跡的に破壊を免れ、残されていました。今回の調査結果をもとに古墳のカタチを復元すると、従来の復元案よりも前方部の幅が7m程狭くなり、平面形は柄の短い柄鏡のような形状であったことが明らかになりました。能田旭古墳は過去4次にわたる調査でその全容がほぼ確認されていると思われていましたが、まだ土中には能田旭古墳の謎を解き明かすための新事実が眠っていたのです。_ito

昭和日常博の試み(2)

2011年4月12日

小片に至るまで

写真:赤、黄色、緑など色とりどりのセロファンの小袋

太古からの人類の遺産、巨大な恐竜の化石、稀な美術品、使われなくなった民具など、博物館における展示の対象は枚挙に暇がない。
「昭和日常博物館」としての北名古屋市歴史民俗資料館が収集・展示しているのは、昭和時代、なかでも戦後から高度経済成長を遂げていく過程の暮らしのなかで使われたものである。
館のコンセプトを表現するためにもっとも貴重な資料は何かと問われると、写真の資料を提示することにしている。赤、黄色、緑など色とりどりのセロファンの小袋。何かといえば防虫剤、中身の樟脳が揮発したあとの空き袋=ゴミである。隅をハサミで切り取るなどの使い方や手触りの記憶など、ゴミと紙一重のこうした資料から読み取れたり、思い起こしたりできるものがある。残しておかなければ暮らしの歴史から消えてしまいそうな、はかないもののひとつである。_ichihashi

営みの積層 第0層

2011年4月6日

パンフレット「高塚古墳と能田旭古墳」と北名古屋遺跡地図

写真:パンフレット「高塚古墳と能田旭古墳」と北名古屋遺跡地図

遠い過去からの人々の営みと自然の営為が偶然・必然的に、複雑に積み重なることにより、現在のわたしたちが目にし、触れ、感じることができる歴史や文化が紡がれてきた…。遠い過去から積み重なってきた人々と自然の営み=「営みの積層」の上に現在のわたしたちの暮らしのステージがあると言えます。
この北名古屋市にも、古くは縄文時代に遡る多くの遺跡、先人たちが守ってきた文化財、地域に根付いた祭礼など、「営みの積層」を紐解き、感じるための多くの事物や空間が残されています。資料館では、この北名古屋という地域に紡がれた歴史・文化景観を探り、深く知るため、この地に積み重ねられたさまざまな営みについて展示や調査を通して情報の発信を行っていきます。
今回はその第一弾として、北名古屋市の重要遺跡を紹介するパンフレットと遺跡地図をご紹介します。たくさんの埴輪が見つかっている高塚古墳と能田旭古墳を紹介したパンフレットと、市内の遺跡の分布状況と遺跡・史跡散策ルートを掲載した遺跡地図を作成しました。パンフレット・遺跡地図は資料館の受付でご希望の方に配布しています。このパンフレットと地図が遺跡や歴史に触れ、楽しんでいただけるきっかけになれば幸いです。_ito

新・寄贈品(1)

2011年4月5日

Midget

写真:ダイハツ「ミゼット」

昭和を代表するオート三輪、ダイハツ「ミゼット」が寄贈されました。寄贈されたのは、1962年(昭和37年)に発売されたMP5という型式で、本車は1968年(昭和43年)に登録されたものです。全長297cm、幅129cm、高さ145cm、車両重量410kg、排気量305cc、12馬力。
映画「稲村ジェーン」や「Always 三丁目の夕日」に登場するミゼットより新しい型式になりますが、懐かしさを漂わせています。しばらくの間、車庫にて保管し、なんとか3階の歴史民俗資料館に運び込めればと手段を考えています。_ichihashi

このページに関する問合せ

北名古屋市歴史民俗資料館「昭和日常博物館」
〒481-8588
愛知県北名古屋市熊之庄御榊53番地
電話:0568-25-3600
ファクス:0568-25-3602
メール:rekimin@city.kitanagoya.lg.jp