【特別展・企画展】世代を超えるゲーム魂・盤上のアナザーワールド昭和ボードゲーム年代記

世代を超えるゲーム魂・盤上のアナザーワールド 昭和ボードゲーム年代記

展示期間:平成26年7月2日(水曜日)から8月31日(日曜日)まで
 

 ボードゲームの起源は、紀元前の古代エジプトにまでさかのぼるといわれています。世界的に知られているボードゲームといえばチェス、日本では、囲碁や将棋が親しまれてきました。
 この企画展では、昭和時代、特に昭和30年代以降に市販されたボードゲームを展示します。ボードゲームには、発売以降、今日までスタイルを変えずに楽しまれてきたもの、時代の流行や製作技術の進歩などにより変化してきたものがあります。
 例えば、野球盤を取り上げてみると、手のひらサイズの野球ゲームから大型の木製や紙製の野球盤へ、材質もプラスチックへと変化しました。また、「消える魔球」などの機能も登場しました。さらには、デジタル化されテレビゲーム、コンピューターゲームと呼ばれるものに変わっていきました。
 ボードゲームは、自分自身を盤上の駒に置き換え、盤上の別世界で競い合うものといえます。昭和時代にゲーム上の別世界で競い合ったゲームスピリッツを展示会場で共有してみましょう。戦いの場は、盤上に加えてデジタルの世界が広がってきましたが、そのゲーム魂は、世代を超えて共通するものがあるのかもしれません。

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