2011年11月07日
11月13日(日)まで開催

11月13日(日)まで開催

「旧加藤邸アートプロジェクト2011」が5日、開幕しました。2009年に始まったこのプロジェクトは、名古屋芸術大学と北名古屋市歴史民俗資料館が恊働で開催しています。
会場には、名古屋芸術大学の学生、卒業生の作品など17点が展示されています。
テーマは、「記憶の庭に遊ぶ」。旧加藤邸という懐かしい空間、回想法という思い出を活用する取組みなどが軸となっています。_ichihashi

13日(日)には、北名古屋市東茶道クラブによる本格的な茶会が開催されます。1席300円
時間 10:00ー15:00 席数がなくなり次第終了します。




2011年08月26日
青田刈り

青田刈り

年末になると、文化財愛護少年団やいきいき隊のメンバーの方たちと「しめ縄」を作ります。子どもたちにとって、ワラをより合わせて縄を作るという作業は、未体験のこと。毎年、悪戦苦闘しますが、出来上がったしめ縄飾りにみんな感動します。
しめ縄作りの本番は、12月のことですが、実はそのワラを確保するのはこの時期になります。水田に植えられたもち米用の稲をまだ穂が出ないこの時期に刈り取り(青田刈り)乾燥させることであのしめ縄の色合いになります。この乾燥が難しく、茶色に変色しないよう気配りが欠かせません。今年も順調に仕上がっています。青田刈り用に田植えと管理をいただいている方に感謝。_ichihashi




2011年08月14日
ラテカセ!?

ラテカセ!?

ラテカセなるものが寄贈されました。
TR-512F(ナショナル製・現パナソニック)
FM・AMラジオと白黒テレビとカセットとが一体となったもの。ラジオ、テレビ、カセットの頭文字をとってラテカセと呼ばれた。写真は、1977年(昭和52年)製。幅46p、高さ18p、奥行き35p。この頃様々な複合機が世に送り出された。ソロバンと電卓が合体した「ソロカル」、爆発的にヒットしたラジカセも複合機である。




2011年07月30日
サテライト展示 in 米沢(山形)オープン

サテライト展示 in 米沢(山形)オープン

米沢市上杉博物館開館10周年記念
企画展
「近くてなつかしい昭和2 〜昭和の旅の記憶〜」
平成23年7月28日(木)〜9月25日(日)

米沢市上杉博物館の特別展示室にある22メートルの長大な壁面ケースを昭和日常博物館の所蔵する資料で展示してきました。28日には、オープニングイベントとしてギャラリートーク及びワークショップ「回想法―記憶の引き出し」が行われ、本館スタッフが解説とレクチャーを行いました。大雨警報が発令され、山形新幹線が運休するという荒天のなか多くの方が訪れていました。_ichihashi


<上杉博物館のホームページより>現在の暮らしは、明治・大正・昭和と続く人々の営みの積み重ねの結果としてあります。そして、今の私たちの暮らしそのものも未来の人々の前に積み重なっていきます。
まさに現在を生きる私たちが、過去も未来もつくっていくことになるのです。しかし、暮らしの歴史はあまりに日常的な行動の積み重ねであるがために文字記録されたりすることも稀です。
まして、一人ひとりの記憶は記録として意外に残りにくいのです。この展覧会は、そんな消え行くはかない暮らしの記憶から特に『昭和の旅』に焦点をあて、当時の写真や日用品などから楽しかった旅の記録を呼び覚ましていきます。
それほど昔ではないのにとても懐かしい気持ちになる「昭和」という時代はどのような時代であったのか、ご家族で体感していただければ幸いです。


主催 米沢市上杉博物館
協力 北名古屋市歴史民俗資料館、高畠町郷土資料館、山形新聞社、東映株式会社


2011年07月17日
サテライト展示 in 米沢(山形)

サテライト展示 in 米沢(山形)

山形県米沢市で開催される「昭和の旅の記憶」展に当館の旅に関する資料約300点を展示します。上杉博物館の学芸員と相談し、東北地方の資料を中心に展示することになりました。がんばろう日本・がんばろう東北_ichihashi
米沢市上杉博物館 7月28日〜9月25日

<旅のスタイル‐旅の持ち物・装い>
新婚旅行−熱海・南紀白浜・宮崎がメッカ
家族旅行−夏休みの家族旅行
旅のスタイルコレクション
<旅と乗り物‐新幹線・バス・車 昭和の駅弁>
昭和の旅へ
駅弁と記念切符−東北地方
修学旅行へ−東京・江ノ島・日光
DISCOVER JAPAN−日本各地へ
いい日旅立ちDISCOVER JAPAN2−日本各地へ
日本万国博覧会−「人類の進歩と調和」
鳥瞰図−鳥の視点で観光する。
<旅とおみやげ>
東北地方のお土産品−置物・絵葉書・しおり
東北地方の観光ペナント
東北地方の伝統こけし




2011年07月12日
埴輪研究会と北名古屋の埴輪

埴輪研究会と北名古屋の埴輪

北名古屋市内に所在する高塚古墳と能田旭古墳からは大量の埴輪が出土しています。先日、この埴輪の資料調査のため、埴輪研究会の皆さんにご来館いただきました。
総勢20名以上の研究者の方々が様々な視点から詳細に観察され、会場とした部屋は静かながら大変な熱気を帯びた空間となっていました。短い時間でしたが、観察結果についても大変興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。
北名古屋市を代表する遺跡である高塚古墳と能田旭古墳。今後、埴輪研究会の皆さんの研究の中でどのように位置づけられていくのか楽しみです。
埴輪研究会の皆様、遠方からのご来館ありがとうございました。_ito




2011年06月29日
昭和のおみやげ

昭和のおみやげ

昭和時代のお土産品など総数190点が寄贈されました。
昭和30〜40年代の代表的なお土産の一つが各地の名所や特産物などをモチーフにした「置き物」タイプのものでした。かつては、テレビの上やタンスのガラスケースの中に飾り、楽しかった旅の記念にしていました。
名所を封じ込めたガラスケース、かわいらしい果物の形をしたこけし、涼しげな海辺の貝細工、かわいらしい子鹿の横の「根性」という文字、などなど。その質感とデザインには懐かしくも新鮮な魅力があります。_ito




2011年06月09日
ターンオーバー式トースター

ターンオーバー式トースター

昭和20年代頃のトースターが寄贈されました。
ステンレスの側面扉には図案化された麦の図柄があしらわれています。
このトースターは「ターンオーバー式」と呼ばれるもので、写真(右)のように側面の扉を外側へ倒すと、パンが滑り落ちて焼いた面が下になり(ひっくり返る=ターンオーバー)、扉を閉めると焼いていない面が内部の熱源に接して焼けるという、片面ずつ焼く方式のものです。パンを両面同時に焼き、焼き上がると自動的にパンが飛び出す「ポップアップ式」が登場するまで、この寄贈品のようなターンオーバー式が広く使われていたようです。
パンを焼くための「ひっくり返す」という一手間。こうした動作にも暮らしの移り変わりが感じられます。_ito




2011年05月29日
便所の紙入れ

便所の紙入れ

本館では、暮らしの隅々まで目を光らせ資料の収集を行っていることは、樟脳の空き袋の項でも紹介しました。そんな視点で探していた資料が先の電気冷蔵庫と一緒に発見されました。便所に「ちり紙」を入れておくケースで、これまで寄贈されたのは竹や木などを素材とする写真右側のタイプでした。昭和30年代後半になるとプラスチック素材の製品が台頭してくることから、紙入れもプラスチックのものがあるのではないかと探していました。今回、寄贈されたのは左側のプラスチック製。ついに発見となりました。_ichihashi




2011年05月28日
電気冷蔵庫

電気冷蔵庫

昭和30年代末頃の電気冷蔵庫が寄贈されました。ナショナル製で、全自動霜取り装置「ジェットサイクル」が装備された電気冷蔵庫です。ジェットサイクルが採用されたのが昭和37年(1962)であること、寄贈いただいた方が昭和39年のオリンピックの頃には台所にあった。ということから昭和38年、39年頃のものと思われます。型番はNR-110ZN。昭和30年代前半の冷蔵庫が丸みを帯びているのに比べ、角ばったデザインとなっています。_ichihashi




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