2012年07月05日
展示会場に記者会見場出現!?

展示会場に記者会見場出現!?

7月5日、北名古屋市とサッポロホールディングス株式会社、株式会社ポッカコーポレーションの三者による包括協定締結式が行われます。その会場として昭和日常博物館の「展示コラム」スペースに締結式会場ができ上がりました。締結式にはテレビ局各社、新聞などの取材が予定されています。さながらテレビでみる記者会見のような空間が一日限定ですが誕生しました。
締結式は午後1時30分に予定されています。企画展は締結式後にテープカットを行い午後2時、一般公開されます。開場直後はマスコミの取材などで混雑が予想されますので時間をおいてご見学されることをおすすめいたします。_ichihashi




2012年06月30日
企業との包括連携協定

企業との包括連携協定

北名古屋市企業立地促進条例及び愛知県産業空洞化対策減税基金を活用した市町村連携補助金の第1号として、株式会社ポッカコーポレーションの新工場の建設が申請されました。
これを契機として、長年、北名古屋市域内において操業している潟|ッカコーポレーション、サッポロホールディングス鰍ニ北名古屋市が地域ブランドの創出を目指し、相互の連携のもと幅広い分野において、協力してまちづくりを進めることを目的とした包括協定の締結が7月5日に行われます。
歴史民俗資料館では7月5日から企画展「電気冷蔵庫があの夏を変えた。」を開催します。この展示会は、電気冷蔵庫の普及と暮らしの変化を飲料水と関連付けていくものであり、飲料水メーカーとしての両企業に資料提供を依頼し展示の充実を図っています。
包括連携事業の第1弾として実施するこの企画展は、歴史民俗資料館としても新たな試みとなります。_ichihashi




2012年06月21日
< わらべ唄のおもいで >

< わらべ唄のおもいで >

「ずいずいずっころばしごまみそずい…」ご存知の方も多いのではないでしょうか。東海地方にもわらべ唄が沢山残っています。「つぼさんつぼさんお彼岸みゃいり(参り)に行こまいか…」「一番はじめの一宮…」「じょんじょんじょりかくし…」etc。歌詞の「つぼ」とはタニシのことで、「じょり」とは草履のことだそうです。

 筆者も子どもの頃、「まるやま土手から東山みればね、みればね。みればみるほど涙がぽろぽろ、ぽろぽろ…」という手遊びをしていました。この唄をネットで検索してみると、北海道では昭和24年頃から流行り始めたそうで、歌詞は「函館土手から…」「まるやまとってんから…」など様々なようです。
 子ども時分は、まるやまと東山とは「札幌かしら?それとも京都?」「たもとで涙を拭いているのは美しい娘さんかしら?」と思いを馳せていました。しかし、唄の最後は「それをみていたおばさんがあっぷ!」と、にらめっこになります。「おばさん」という、急に所帯じみた響き。子どもながら、違和感を感じずにはいられませんでした。_kato




2012年06月05日
裸電球→蛍光灯

裸電球→蛍光灯

<昭和33年の出来事。シャツを着替える際に手をぶつけて割ってしまった電球の傘。久しくそのままにしてあったがいよいよ直す時が来た。この際、裸電球を今、流行のサークラインに思い切って換える。サークライン照明器具2000円>
電球から蛍光灯へ、家庭で使われる照明器具が変わっていく様子が記されています。家計簿の日記からは、照明器具だけでなく、テレビや冷蔵庫などの電化製品が次第に増えてくることがうかがえ、それと同時に、テレビを購入した家庭に近所の人たちが見に来る、といったご近所づきあいの様子も記録されています。ただし、当時の製品には故障も多かったようで、家計簿には修理代という項目が目立ち、修理を繰り返して大切に使っていたことが分かります(ラヂオ修理220円、テレビ修理代300円、クリーナー修理代200円など)。昭和日常博物館には家計簿が数多く寄贈されています。当時の暮らしを知る鍵として。_kanamori




2012年05月27日
寝てるのに「寝とらん」

寝てるのに「寝とらん」

 ご飯を食べた後、ごろんと横になっているうちに訪れる「うたた寝」。みていたはずのテレビ番組もいつの間にか終わっていて、茶の間に一人取り残されていたことはありませんか?

 しかし、「うたた寝」をしている本人は、起きているつもりの人も多いようです。テレビを消すと「みとるのに!」。電気を消すと「寝とらん!」。たとえイビキをかいても、さも今まで起きていたかのように振舞います。

 毎回起こしてあげる家族も大変ですよね。筆者も寝ていることを指摘されると「目をつぶってるだけだ」とあらゆる答弁をするらしいが、全く悪気はありません。「あ、寝とった。起こしてくれてありがとう」と積極的に言いたいのに、不思議なものです。_kato




2012年05月13日
< ちゃぶ台を囲んで笑いをこらえる >

< ちゃぶ台を囲んで笑いをこらえる >

 「食べるときはしゃべるな」という昭和初期の厳粛な食事風景。当時の子ども達はどんな気持ちでちゃぶ台を囲んでいたのでしょうか。

 「4人姉妹だったから、一人が笑うと皆が笑う。父が『何が可笑しい!』と怒るともっと可笑しくなって、笑いをこらえるのに大変だった」と女性の方が話してくださいました。こみ上げる笑いを抑えるのは、大変苦しいものです。筆者も学校の先生に「白い歯を見せるな」と叱られ、笑いのツボにはまったのを思い出しました。
慎しむべき時に、こみ上げる笑い…皆さんもご経験ありますか?_kato




2012年05月09日
出前博物館〜博学連携の取り組み

出前博物館〜博学連携の取り組み

5月8日、師勝西小学校の6年生を対象に出前博物館「土に埋もれた歴史」を開催してきました。
小学校6年生の社会科での歴史学習を支援するためのプログラムで、北名古屋市の遺跡を紹介しながら、縄文時代から古墳時代の終わりまでの歴史を概観する内容です。
遺跡出土資料も多数持参し、すべての資料を子どもたちが直接手に取って触れられるようにしました。はじめて石器、縄文土器、埴輪などに触れた子どもたちは、驚きと感動をもってとても熱心に観察していました。_ito




2012年05月03日
< こめびつの話 >

< こめびつの話 >

 数字のレバーをおろすと、一合〜三合の米が計量されて落ちてきます。それまでのこめびつに比べ、大変画期的なものでした。昭和50年頃の子ども達は、このレバーをおろしたくてしょうがなかったのではないでしょうか。

 来館者の方が笑いながら教えてくださったのは、壊れてきた時の話。「一合のはずが三合出てきたり、米がザーッとほとばしり出て止まらなくなった」という結末を迎えたそうです。_kato




2012年04月07日
 縁起物を見つけて縁起担ぎ

 縁起物を見つけて縁起担ぎ

縁起物の代表格である招き猫。
本館には大正時代から昭和時代にかけての招き猫が数多く収蔵されています。
右手を上げている猫は金運を招き、左手を上げている猫は人を招くと言われています。
資料館の展示会場には常に2、3体展示されていますが、今回は写真の7体を展示してみました。
最も古いのは、ちょっと怖い顔をした大正時代の招き猫、最も小さいのは5pほど、黒猫、金猫など展示会場で探してみてください。ほかに福助人形などの縁起物も点在しています。_ichihashi




2012年02月29日
 ミゼット 原動機付き自転車

 ミゼット 原動機付き自転車

昭和日常博物館の展示は、特別展・企画展と常設「的」展示から成っています。
通常、特別展と常設展という表現になるところですが、本館では、展示会や季節によって常設展もかなり変化します。そこで、常設「的」展示という表現を用いています。
今回も、明日からの企画展「合体家電と家電もどき」に連動して、エレベーターを降りると目に飛び込んでくる部分を変えてみました。
ダイハツの「ミゼット」と自転車とエンジンが合体した電動機付き自転車「サンライトSMR11」を修理工場のように組み込んでみました。_ichihashi




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