うつろう暮らしのモノ語り

暮らしの変化は使われる道具と深く関わり、新しく登場するモノ、変わっていくモノ、消えていくモノなど、道具の移り変わりに注目すれば、暮らしがどのように変わってきたのかを跡付けることができます。


CAN・だらけ展

缶の進歩からくらしの変化を探り、缶のデザインに表れる時代感をお楽しみください。


おつかい・おかいもの展

買い物を通して見えてくる今と昔のくらしの変化を感じ、発見し、「これから」の買い物とくらしについても考えてみましょう。


琺瑯 × デザイン

 屋外広告の主役として、かつて街の風景に鮮やかな彩りを添えていたホーロー看板。コントラストの強い独特な配色を基調として、個性的な字体や図柄で構成されたデザインは、道行く人の視線を捉え、強烈なインパクトをもって企業名や商品名をアピールしていました。


昭和夏モノ・デザイン

春夏秋冬、季節の移ろいとともにくらしの中で使う道具も変わっていきます。
夏の道具のカタチやデザインに込められた意味や工夫を探り、暑い夏を快適に過ごすためのヒントを見つけてみましょう。


紙モノづくし "つたえる・つづる・つつむ・はる・ふく・あそぶ"

 私たちのくらしは数多くの道具によって支えられています。道具の素材は多種多様で、時代によっても変化してきましたが、なかでも「紙」は、その素材としての汎用性の高さから、古来よりさまざまな道具の材料として幅広く利用されてきました。


INDEX -今までの特別展と企画展-



北名古屋市歴史民俗資料館 特別展/企画展

昭和レトロ食器図鑑
昭和レトロな食器に盛り付けたら“うまそう”な料理を想像する。思い出す。

展示期間:令和6年3月8日(金)~令和6年5月30日(木) 
   

 茶わん、汁わん、どんぶり、皿、湯のみ、カップ、グラス等の食器。和食中心の食生活に加え洋食が日常化した昭和時代中期以降、食卓には様々なデザインの食器が登場しました。

 食べ物を盛り付け、飲み物を注ぐという用途や基本的な形態は変わらずとも、流行はこうした日用雑器にも表れてきました。近年、大流行した花柄のグラスは、昭和レトロブームの代表格といえます。

 このグラスを見たら、クリームソーダ。この皿を見たらカレーライス。このどんぶりを見たら○○〇といったように人それぞれにメニューを「想起する」。もしくは「思い出す」。

 昭和レトロな食器を昭和時代を知らない世代は、昭和レトロな食器に郷愁とは異なる発想で盛り付け、注ぐかもしれません。そんなところに世代を超え、「食」に関するコミュニケーションが生まれる展示会とします。