昭和レトロ食器図鑑

 昭和レトロな食器に盛り付けたら“うまそう”な料理を想像する。思い出す。


うつろう暮らしのモノ語り

暮らしの変化は使われる道具と深く関わり、新しく登場するモノ、変わっていくモノ、消えていくモノなど、道具の移り変わりに注目すれば、暮らしがどのように変わってきたのかを跡付けることができます。


CAN・だらけ展

缶の進歩からくらしの変化を探り、缶のデザインに表れる時代感をお楽しみください。


おつかい・おかいもの展

買い物を通して見えてくる今と昔のくらしの変化を感じ、発見し、「これから」の買い物とくらしについても考えてみましょう。


琺瑯 × デザイン

 屋外広告の主役として、かつて街の風景に鮮やかな彩りを添えていたホーロー看板。コントラストの強い独特な配色を基調として、個性的な字体や図柄で構成されたデザインは、道行く人の視線を捉え、強烈なインパクトをもって企業名や商品名をアピールしていました。


昭和夏モノ・デザイン

春夏秋冬、季節の移ろいとともにくらしの中で使う道具も変わっていきます。
夏の道具のカタチやデザインに込められた意味や工夫を探り、暑い夏を快適に過ごすためのヒントを見つけてみましょう。


INDEX -今までの特別展と企画展-



北名古屋市歴史民俗資料館 特別展/企画展

あつまれ!昭和の調理家電たち
人と料理をつなぐモノ

展示期間:令和6年7月3日(水)~令和6年9月16日(月・祝) 
   

 お湯を沸かすとき、ごはんを炊くとき、食パンを焼くとき。いま私たちがキッチンに立って料理をしようとするときに、ふと周りを見渡してみると、様々な調理家電に囲まれていることに気づくでしょう。現代を生きる私たちからするとごく自然な光景のようですが、キッチンにこれらのモノがあつまりだしたのは昭和30年代以降のことでした。

 昭和時代には洋食が流行したこともあり、家庭の食卓は多様化しました。その豊かで多様な食文化を支えたモノが、炊飯器、トースター、ジューサー、ゆで卵器、電子レンジなどの調理家電たちです。この時代には次々と新しい技術をもった調理家電が誕生しました。しかし豊かな食文化を支えることができたのは、技術の進歩だけでなく、調理家電が人々に受け入れられてきたということも注目すべきポイントと考えます。

 「人が」――「料理する」。本企画展ではこの間をつなぐモノを調理家電と位置付け、料理を通した人との関係に注目しながら昭和の多様な調理家電たちを紹介します。