【特別展・企画展】くらしの移り変わりを知るこれまでの30年、つなぐNEXT30年

くらしの移り変わりを知る チラシ1

くらしの移り変わりを知る チラシ2

展示期間:~令和2年11月1日(日)~令和3年1月31日(日)まで
 

 平成2年の開館以来、昭和日常博物館は30年間様々な博物館活動を行ってきました。

 地域の博物館の基本となる、この地の歴史、文化、文化財関連資料の保存収集、調査研究に加え、激動の時代と言われる昭和時代のくらしの移り変わりを伝える生活資料の収集・展示に積極的に取り組み、多角的に昭和のくらしを見つめる視点を、展覧会という形で生み出してきました。

 また、人々の記憶を刺激し、懐かしい思い出を思い起こさせる力を持つ昭和時代の生活資料を、博物館の外で、地域社会で広く活用する方策として、日本の博物館界ではいち早く、高齢者ケアの分野で注目されていた回想法事業に取り組んできました。博物館、福祉、医療とが有機的に連携することで、回想法事業は地域に定着し、現在では介護予防事業の枠を超え、回想を軸に高齢者が地域社会と深く関わり、人と人とをつなぐ活動へと発展しています。

 この展示会では、これまでの30年で蓄積されてきた10万点を超える膨大な資料と特徴的な博物館活動を、これからの30年に発展的につないでいくために、重要なキーワードと30のコレクションを抽出することで振り返り、まとめていきます。そして、30年の活動の軌跡を手掛かりに、次の30年に求められる課題、「未来に残していくべきモノ(資料)は何か?」「これからの昭和日常博物館に期待される役割とは何か?」を、みなさんと一緒に考えていきます。

お問い合わせ

生涯学習課
電話:0568-22-1111(代表)
ファクス:0568-23-3160
E-mail:shogai@city.kitanagoya.lg.jp