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令和3年度実績報告(SDGs映画鑑賞会 あなたのミライのために)

事業名

 SDGs映画鑑賞会 あなたのミライのために

実施団体名

 NPO法人フィール・ザ・ワールド

事業の目的

 2015年国連が全会一致で採択した「世界を変容する」ために持続可能な開発目標=SDGsをテーマとした映画の上映会を北名古屋市民向けに開催し、市民の理解を深めるとともに、日常生活につながる各個人の生活を見直すきっかけをつくる。

SDGs映画鑑賞会 あなたのミライのために報告シート(PDF 162KB)

事業の概略

回数および日時 内容

第1回

令和3年7月25日(日)

映画祭「プラスチックの海」
ワークショップ:麻ひもでエコたわしを作りましょう

第2回

令和3年8月1日(日)

映画祭「happy-しあわせを探すあなたへ」
ワークショップ:しあわせってなんだっけ?

第3回

令和3年8月12日(日)

映画祭「バベルの学校」
ワークショップ:多様性ってなんだ?

第4回

令和3年9月5日(日)

映画祭「タシちゃんと僧侶」
ワークショップ:ご住職と交流会(中止)

第5回

令和3年10月24(日)

映画祭「もったいないキッチン」
ワークショップ:「モッタイナイ」を感じるとき

第6回

令和3年11月14日(日)

映画祭「ハーフ」
ワークショップ:ハーフであるということ・日本人であるということ

第7回

令和4年1月23日(日)

映画祭「ビューティフルアイランズ」
ワークショップ:地球温暖化で起こっていること

参加者 大人:73人、子ども:30人

事業の効果・成果

  1. オンライン上映会を検討できたこと                     開催期間中には思いがけず蔓延防止等重点措置や緊急事態宣言が何度もあり、密を避ける意味でリアル上映は大変不利になってしまった。そのため、オンラインでの映画鑑賞会に切り替えることを事業期間の後半で検討せざるを得なくなった。真剣に検討したことで団体にノウハウが蓄積された。ビデオ会議ツールは、Zoom、Google Meet、Teamsの3種類を試すことができた。
  2. SNSを活用した広報活動ができたこと                            経費削減のため、紙媒体ではない広報の仕方についても、団体ホームページやフェイスブックだけでなく、ライン公式アカウントで拡散したりする方法を学んだ。
  3. 参加者には「SDGsの概念」を体験的に理解していただくことができた。            「地球規模で考え、地域で自分にできることをする」ことが腹落ちしたようだった。記事を読むより、ニュースを見るより、映画を介したことでこころの奥深いところにメッセージが届いたようだった。
  4. 波及効果について                                     当団体がSDGsについて学べる機会を創出していることを広く知っていただくことができた。北名古屋市立白木小学校4年生、名古屋市立白沢小学校5年生、白沢小学校現職教員、名古屋市立玉川小学校現職教員の皆さんに2030SDGsカードゲームを体験してもらい、SDGsの全体像を伝えることができた。また徳円寺さんでは寺子屋でSSGsかるたを使って約20人の子どもたちにSDGsの大枠を伝えることができた。

事業を実施しての問題点

  • 参加者を増やすことが難しかった。

事業の課題・今後の展望

 第一に、「もっと行政内で機運を高められたら…」というのが率直な感想である。市役所の業務すべてがSDGsの17のゴールにすべて関係しているからである。現在、環境課が市の広報で継続的かつ具体的にごみ減量対策に取り組み、告知に努めていることは非常に効果的だと感じている。他の課においても、まず、すでに当市が取り組んでいるさまざまな活動について、洗い出しをし、より深く広く継続的に続けていけるような仕組みづくりに取りかかるべきだと考える。SDGsのロゴを市役所の各担当に掲示するなどし、地域を挙げて取り組みの姿勢を作り、その機運を高めるような工夫をもっとしたほうが良いと考える。地域住民と行政が一緒になる大きなチャンスに違いない。

自己評価

◎:よくできた ○:まあまあできた △:あまりできなかった ×:全然できなかった ―:わからないまたは該当しない  

表:自己評価

着目点

評価

コメント

事業の紹介を積極的に行い、市民に開かれた事業でしたか 置きチラシ、ポスターで宣伝。当団体のHP、フェイスブック、映画配給会社のHP、北名古屋市公式LINEアカウントで宣伝し、市民に開かれた事業となった。
事業を実施することにより、不特定多数の市民の利益増進につながりましたか SDGsのコンセプト自体が、不特定多数の市民の利益増進につながるものなので、参加してくださった方には伝わったとも思う。
事業を通じて市民の理解や参加、協力が得られましたか

参加してくださった107名の方には映画を通じてSDGsの概念を理解してくださる機会を提供できたと確信しています。

当初の事業計画、予算計画は適切でしたか 適正であったと思います。
事業を確実に実施するために適切な体制でしたか 適切であったと思います。
新たな成果や仕組みを生み出すなどの波及効果がありましたか 映画に参加してくださった方は、積極的に興味を示してくださり、今回つながってからは自分事として毎日の生活に取り込んでいかれることと思います。
他団体とうまく協働し、事業を進めることができましたか

市の公式LINEアカウントで呼びかけていただいたり、北名古屋市民タイムズとの協働により無料で宣伝していただくことができた。
行政や団体が単独で行うより、効果をあげることができましたか 私たちだけでは広報に限界があったと痛感しているので、単独より効果があったと考えています。
事業を継続するための計画、工夫、協力体制ができていますか 機運が高まりそうな近隣市町でも持続可能な社会を目指して、映画を通じて伝えていきます。
自己資金の確保に努めていますか 参加者の鑑賞券購入収入を確保しました。
費用対効果を考え、経費削減などの工夫をしましたか 経費削減のために、当日スタッフを1名減らし、ボランティアスタッフを確保し運営思案した。
当初の目標、目的どおりの成果が得られましたか

SDGsは環境だととらえがちですが、社会や経済とのバランスを考えることが重要です。その機運を高めたいと思いましたが、力不足は否めません。

審査会委員評価

事業の良いと思われる点

  • 自分事にすることという視点は重要である。
  • ワークショップでのディスカッションはとても良いことである。
  • しっかりと参加者の気づきを集められているのが良い。
  • SDGsの啓発を図る中で、世間の認知度が計れたことは、今後の活動の参考になると思う。

事業についてのアドバイス、期待する点

  • 行政と情報を共有しながら、さらなる啓発に努めてほしい。
  • カードゲームの機会を増やして、広くSDGsの啓発をしてほしい。
  • 生涯学習講座にしてみてはどうだろうか。

お問い合わせ

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電話:0568-22-1111(代表)
ファクス:0568-25-0611
E-mail:machi@city.kitanagoya.lg.jp

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