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オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09

オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09 1

作品名 オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09

作者 牛尾啓三 USHIO,KEIZO

作者コメント

街を行き交う人々がふと振り返るような彫刻を考え ました。「黒い大きいドーナッツ」と子どもに触れ親し まれることを想像しています。「2つに切れている が、1本かな2本かな」などと子どもたちに形への好 奇心を膨らましてもらえば幸いです。街の人々と共 に成長する彫刻であることを願っています。

作者の主な活動

1951年 兵庫県福崎町生まれ
1979年 第1回ヘンリー・ムーア大賞展・佳作賞(箱根彫刻の森美術館)
1992年 第13回神戸須磨離宮公園現代彫刻展・朝日新聞社賞、市民賞
1993年 第15回現代日本彫刻展・京都国立近代美術館賞(山口県宇部市)
1996年 朝来野外彫刻展・大賞(兵庫県朝来市)
1997年 マーロット・タルシハ国際彫刻シンポジウム・1等賞(イスラエル)
2000年 SXS国際野外彫刻展・市民賞(オーストラリア・シドニー)
2004年 豊臣秀吉公記念碑コンペティション・最優秀賞(滋賀県長浜市)
2006年 国際数学者会議 招待芸術家公開制作(スペイン・マドリッド)
2007年 第34回長野市野外彫刻賞
2009年 兵庫県文化賞受賞 など

作品解説 

黒御影石の塊からドーナツ形を掘り出し、メビウスの輪のようにひねりを加えながら二つに分割していく。鑑賞者は表と裏の繋がりを考えながら、彫刻表面を無限に追っていくことになる。その際には、近距離から見られることになるので、それが彫刻への親しみにも繋がっていくだろう。知的であり、技術的精度も確認できると同時に、石としての存在感や迫力を失わない構成力の高さが注目される。

(藤井 匡:キュレーター、北名古屋市モニュメント審査会審査員)

作品写真 

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