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卒業生だけでの卒業式 (3月3日)
この日、市内全ての中学校で卒業式が行われました。市内の小・中学校は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、前日の2日から春休みまで臨時休校に入っています。このため、中学校の卒業式は在校生や来賓の参加は見合わせとなり、卒業生と保護者、教職員による式となりました。
西春中学校では、神谷幸男校長から壇上で卒業生126名の一人ひとりに卒業証書が手渡されました。神谷校長から卒業生へ「『雨だれ石を穿つ』、たとえ微力であろうと、同じことを粘り強くこつこつ続けていけば、初めは不可能と思われたことが、いつか可能ならしめる」という人生訓が送られ、時代の行く先を見つめ、辛く厳しい現実を前にしても決して投げ出さず、地道な努力を続けてほしいとの言葉が届けられました。
また、卒業生の大嶌翼さんから、会場にはいない在校生へのメッセージとして、「一日一日を大切にし、中学校生活を明るいものにしていってください。自分たちは今スタートラインに立っています。夢に向かって進んでいきます」と力強い答辞が述べられました。
式の終了後、これまでの感謝の気持ちを込めて「大地讃頌」の合唱が披露され、保護者らから大きな拍手が送られました。