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企業トップと市長との意見交換会が開催されました。 (6月4日)
各社の商品を並べて、「食のアウトレットモール北名古屋」の経営戦略について意見交換を行う各社代表者のみなさん
「企業トップと市長との意見交換会」開催結果
1 開催日
平成25年6月4日(火) 午前9時30分~11時30分
2 場 所
北名古屋市役所東庁舎 3階 市長公室
3 参加者(15名)
(1) 企業(合同会社Foods Innovation出資7社) (敬称略)
企業名 事業内容 役職・氏名
○株式会社真誠【株式会社真誠プランニング】 ごま製品及び即席食品の製造販売 代表取締役社長 冨田博之
○名古屋バナナ加工株式会社【株式会社グリーンファーム】 青果物の加工及び卸売 代表取締役社長 森瀬康之
○株式会社ニッシン・ドルチェ アイスクリーム類・氷菓製品・菓子製品の製造販売 代表取締役社長 水野 光
○株式会社ハナノキ 米穀(玄米・精白米・無洗米・炊飯米)事業 代表取締役会長 池山健次
○有限会社水上食品 煮豆・佃煮製造卸 代表取締役社長 水上眞二
○宮部製菓株式会社 米菓製造販売 代表取締役社長 宮部澄弘
○株式会社桃の館 和洋生菓子ゼリー等製造販売・店舗事業 代表取締役 髙井昭治
株式会社桃の館 同上(合同会社Foods Innovation代表)常務取締役 岡川眞澄
(※合同会社Foods Innovation事務局 株式会社桃の館 経営管理部長 時岡 亨)
(2) 協力団体
北名古屋市商工会長、西春日井農業協同組合経済部長
(3) 北名古屋市
市長、副市長、統括参事、建設部長
4 テーマ
官民協働した魅力あるシティプロモーションについて
5 意見の総論
「企業トップと市長との意見交換会」は、行政と民間との協働により、地域の特色ある資源の発掘と情報発信等を行い、地域経済の活性化を図るとともに、行政が民間における経営理念と戦略を学ぶことにより、経営的な視点と感覚を取り入れることで、創造的で活力あるまちづくりに寄与することを目的に、本市が毎年開催しています。
3年目となる今回は、法成寺地内に7月26日(金)オープンする「食のアウトレットモール北名古屋」に出資する7社の企業代表者が集い、販売企画中の新商品やコラボ商品の紹介など、本市、市商工会及びJA西春日井の代表者と活発な意見交換が行われました。大手食品メーカーのOEM企業(注※)として、自社ブランドを持たず黒子に徹してきた企業も多く、「食のアウトレットモール北名古屋」では、市場価格よりも2~3割は安価な商品展開が期待できそうです。
「食」をテーマとしたアウトレットモールは全国的にも例がなく、北名古屋市の新しい名所として、地域の魅力を創り出し、本市、市商工会、JA西春日井及び協力団体との連携により全国に情報発信し、都市のブランド力を高め、活発に行き交う、元気で活力のある都市を創り上げることで意見がまとまりました。
※OEM企業 他社ブランドの製品を製造する企業
6 出席者の主な発言
Q1「食のアウトレットモール北名古屋」の全体計画として店舗概要の説明をお聞かせください。
○合同会社Foods Innovation 代表(桃の館株式会社取締役常務)岡川眞澄
7月26日(金)午前10時にオープン予定の「食のアウトレットモール北名古屋」は、全国的にも例のない「食」をテーマにしたアウトレットモールで、市内の食品加工企業7社による合同会社Foods Innovationが、地域に長く愛され続ける店舗経営を目指しています。現在、各社がオープンに向け、新商品やコラボ商品の開発に取り組んでいます。また、販売価格は、卸・小売業者を通さない製造工場の直売商品ばかりなので、大手デパートやスーパーの市場価格よりも2~3割はお安く提供できます。市場で流通していない新商品や量り売り企画も数多くご用意しています。
Q2出店される各企業から、「食のアウトレットモール北名古屋」で販売予定の商品等のPRをお願いします。
○株式会社真誠 代表取締役社長 冨田博之
安価な規格外商品をはじめ、ごま入りうどんなど、工場直売でしか味わえない煎りたてのごまの香りを楽しんでいただける商品構成を予定しています。
○名古屋バナナ加工株式会社 代表取締役社長 森瀬康之
世界のフルーツバイキングやドライフルーツなど、市場とは違う商品を販売していきます。生搾りフルーツジュースもお値打ちにご用意しますので、ぜひお楽しみください。
○株式会社ニッシン・ドルチェ 代表取締役社長 水野 光
ジェラートやシャーベットなどのアイスクリーム類、キャンディーの量り売りやパンケーキなど、全国の人気商品もリサーチ中です。
○株式会社ハナノキ 代表取締役会長 池山健次
楽天市場の週間ランキング無洗米部門で320週連続1位の「山形県産あきたこまち」を中心に、規格外商品などの地域活性化につながる商品販売を目指していきます。
○有限会社水上食品 代表取締役社長 水上眞二
黒子からの脱却をテーマに、大手デパートや老舗料亭などに出荷させていただいている高級品をはじめ、味わい深い煮豆や佃煮をお届けしていきます。
○宮部製菓株式会社 代表取締役社長 宮部澄弘
昔ながらの製法により1週間かけて蒸籠(せいろ)で造るしょうゆ味の定番商品やタマネギ、ゴボウの変わり種商品など、あられ本来の風味をお楽しみいただきます。
○株式会社桃の館 代表取締役 髙井昭治
桃に特化したお菓子をはじめ、新商品として考案した焼きたてラスクや、フルーツ等の漬物を全国発信していきます。
○北名古屋市長 長瀬 保
歴史民俗資料館や旧加藤家住宅と共に、「食のアウトレットモール北名古屋」は、本市の新名所になることを確信しており、大いに期待しています。共同運営事業に対する市奨励金の交付や「きたバス」の運行ルートの変更、モール前への停留所の新設など積極的に支援し、全国にPRしていきます。
Q3「食のアウトレットモール北名古屋」の話題性を向上させるために、今後、どのような取り組みにチャレンジしてみたいとお考えでしょうか。
○合同会社Foods Innovation 代表(桃の館株式会社取締役常務)岡川眞澄
店舗内にもイベントスペースを設けました。北名古屋市の災害連携都市である北海道の旭川市物産展も8月中旬に計画しています。また、NPOや高齢者が作られた手芸品の販売等、地域のコミュニケーションスペースとしても運営していきたいと考えています。
○株式会社ハナノキ 代表取締役会長 池山健次
名古屋芸術大学とのタイアップ事業などを計画していきます。7月26日(金)のオープニング・セレモニーでは、同大学によるミニコンサートを企画しています。
○市商工会長 安藤銑吾
北海道旭川市をはじめ、鹿児島県南さつま市や新潟県妙高市の物産展などの集客イベントもバックアップしていきます。
○西春日井農業協同組合 経済部長 渡辺三千雄
地産地消と食育をテーマに、JA産直部会員によるとれたての新鮮野菜の販売などをサポートしていきます。
Q4「食のアウトレットモール北名古屋」の場所や、交通アクセスについて教えてください。
○株式会社桃の館 代表取締役 髙井昭治
現在、法成寺地内にある桃の館の東隣に店舗を建設中で、モール周辺には、約200台収容可能な駐車場の整備を予定(10月完成)しています。7月のオープン時には残念ながら間に合いませんので、お車でお越しのお客様にはご不便をおかけするかもしれません。可能な限り「きたバス」や自転車等をご利用いただけると幸いです。
※市では、7月16日(火)から「きたバス」の運行ルートを変更します。モール前に停留所を整備しますので、昼間便の「西循環1号線」または「西循環2号線」の「食のアウトレットモール前」で降車してください。
この記事に対するお問い合わせ先
企業対策課
E-mail:kigyo@city.kitanagoya.lg.jp