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人命救助功労者表彰 (3月18日)
見事な連携で人命を救った林さん、中田さん、濵田さん(左から)
3月18日(木曜日)、西春日井広域事務組合消防本部で、救命活動を行った林孝佳さん、中田きよみさん、濵田静江さんの3人に感謝状が授与されました。
今年3月7日に総合体育館でスポーツイベントに参加していた男性が心肺停止になった際、3人で気道確保や胸骨圧迫を行いながらAED(自動体外式除細動器)を活用して心肺蘇生を実施。男性は意識を取り戻しました。
最初に駆け寄って人工呼吸を始めた林さん、中田さんと濵田さんが交代で胸骨圧迫を行い、3人で協力してAEDを操作しました。濵田さんは消防本部が開催している上級救命講習を受講しており、「父親を狭心症で亡くしているため、男性を助けることができて本当に良かった。AEDの使い方など、講習で学んだことを活かせました」と、語ってくれました。
「心肺停止は最初の数分間の処置が勝負。救急隊が到着した時に、男性は救急隊と受け答えができる状態にまで回復していた。たまたま居合わせた3人がそれぞれ役割分担し、救命の鎖を繋いだことは素晴らしい」と救急隊員も脱帽していました。
救命講習は、消防本部で随時開催されています。いざという時のために、みなさんもぜひご参加ください。