当館は「博学連携」として、小学校・中学校・高校・専門学校・大学等の学校団体における授業や課外活動などでの見学にご利用できます。また当館が取り組む「地域回想法」における博物館資料の活用事例についても学ぶことができます。
【活用事例】
〔 小学校・中学校・高校向け 〕
当館の展示は昭和30年代(1955~64年)の暮らしを中心としています。電化製品に代表される新しい生活様式が取り入れられた昭和30年代の暮らしの情景と昭和戦前期の日本の伝統的な暮らしの情景とを対比しながら見学できるような展示を組んでいます。個々の道具そのもの、また道具を通しての生活空間や生活様式の移り変わりも学ぶことができます。
活用事例:小学校第3学年・社会科「市の様子の移り変わり」における見学学習・調べ学習
〔 専門学校・大学向け 〕
「博物館教育論」「博物館資料論」「博物館展示論」などの学芸員養成課程における博物館学関連の実習や授業での活用はもちろんのこと、当館が取り組む「地域回想法」における博物館資料の活用事例についても学ぶことができます。
※「回想法」とは、高齢者の記憶、特に誰しもが鮮明に覚えている子どもの頃の記憶を引き出すことにより楽しい時を過ごし、それが認知症や閉じこもりの予防および治療になるという手法で、非薬物療法の一つとして注目されている手法です。昭和日常博物館では福祉機関と連携し合い、当館が所有する懐かしい写真や生活用具などを用いて、かつて自分自身が体験したことを語り合い、過去のことに思いをめぐらすことによって、生き生きとした自分を取り戻そうとする取り組みを行っています。
そのほかさまざまな活動にもご利用できます。詳しくは当館までお問い合わせください。
1.仮予約
学校団体での見学をご希望の場合は、まず電話でご連絡いただき、見学希望日時と人数をお伝えください。担当者が予定を確認し、該当日時での受入が可能であれば、この時点で「仮予約」となります。
2.申込用紙の提出
仮予約後、「申込用紙」にご記入の上、当館にご提出ください。提出方法は、メール、FAX、郵送、持参のいずれかでお願いします。
3.予約の確定
当館で「申込用紙」を受領後、ご記入の連絡先と担当者様宛に電話、メールなどで連絡します。これをもって予約完了とします。
※依頼文を提出される場合は、メール、FAX、郵送での送付、または下見の際にお持ちください(依頼文の提出は任意です)。
※見学人数が100人を超える場合や4学級以上の場合は、2グループ以上に分かれての来館をお願いします。