お出かけ回想法

「昭和日常博物館」とも呼ばれる懐かしい道具がそろった歴史民俗資料館を見学しながら、楽しい思い出語りのときを過ごしませんか。

お出かけ回想法とは?

 回想法が注目されるなか、歴史民俗資料館を訪れる高齢者(個人及び家族)、高齢者施設(団体)の見学が急増しています。 高齢者施設、デイサービスにおいて遠足やバスハイクなどの呼称で博物館や懐かしい設えのある施設を見学するといった、お出かけ行事が、回想法に基づいて行われるとしたら、「お出かけ回想法」というジャンルがあってもよいのではないでしょうか。 施設に回想法を持ち込む、施設に道具を揃えていくのが従来の手法。もっと手軽に定期的に施設が計画している「お出かけ」を回想法の時間にしてみてはいかがでしょうか。

<お出かけ回想法で団体ご利用の際は、事前にご連絡ください。駐車スペース・トイレ・車椅子の貸出しなど施設面のご案内、お出かけ回想法の利用案内などをお伝えいたします>

 お出かけ回想法マニュアル



回想法とは

 回想法は、1960年代にアメリカの精神科医ロバート・バトラー博士が提唱した手法で、アメリカ、カナダ、イギリスを始め各国に広まり、日本でも早くから研究に取り組まれ、現在、多くの研究事業が進められています。 概説すると、高齢者の記憶、特に誰しもが鮮明に覚えている子どもの頃の記憶を引き出すことにより楽しい時を過ごし、それが認知症や閉じこもりの予防及び治療になるという手法で、非薬物療法の一つとして注目されている。

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