2016年09月29日 食育のタネをまこう!ごま栽培 ~試食~

 北名古屋市市制施行10周年記念事業として、六ツ師児童館の管理する畑で、子どもたちがごまを栽培します。参加する子どもたちは、畑でごまを種から育て、生育の過程での作業や観察、収穫して食する機会を得ることで、ごまを活用した健康づくりへの意識を高めるとともに、参加者やその家族、地域を巻き込んで食について考えます。なお、このプロジェクトは、市内企業のごまメーカーである株式会社真誠の全面的な支援のもと展開しました。

~試食~

 9月29日、収穫後、乾燥させるために児童館の図書館で保管されていたごまは、約1.5kgになりました。ごまを試食するために、すり鉢を使ってごまをする作業を行うと、すりたてのごまの香りが会場いっぱいに広がりました。ごま味噌あえの焼きおにぎりと、黒ごまアイスにたっぷりごまをかけて味を確かめました。  試食には、北名古屋市長と株式会社真誠の社長をお迎えし、「ごま栽培報告会 しんさいさんありがとう いろんなたいけんできました」と題して、子どもたちは、自分たちがどのようにごまを育ててきたかを報告しました。

 ごまを栽培するプロジェクトは、ごまの種を植える準備から種まき、生育過程における茎や花の観察、ごまの茎を抜く収穫作業、異物を取り除きごまの実を食するまで、参加の子どもたちにとって、この上ない貴重な体験となりました。また、子供たちが株式会社真誠の社員の方とふれあい、交流を深めながら活動できたことが、なにものにもかえがたい財産となりました。