2016年09月17日 音楽鑑賞講座 完全ワンマンオーケストラ「ステージア・フィルハーモニー」

 北名古屋市市制施行10周年記念事業として、普段なかなか体験することができない多彩で特色のあるプログラムを趣向を凝らして名古屋芸術大学が実施します。

 音楽鑑賞講座 完全ワンマンオーケストラ「ステージア・フィルハーモニー」 

 平成28年9月17日、北名古屋市・名古屋芸術大学連携事業「音楽鑑賞講座 ~聴く・見る・知る~ 音の世界に酔いしれてみませんか」の第1回目の音楽鑑賞講座が文化勤労会館で開催されました。
 第1回目は、演奏家として海外でも活躍するMAX鷹野さんが、電子オルガンを使い、一人でオーケストラの音を奏でるワンマンオーケストラのステージが開かれました。MAX鷹野さんの演奏は、まるで複数の楽器がそこにあるかと錯覚してしまうほど、さまざまな音が混ざり合い、聞きなじみのある曲に一味違った世界観を生み出していました。
 また、名古屋芸術大学大学院音楽研究科教授の山田純先生のレクチャー講座では、著作権についての講義が行われました。音楽を聴いて楽しむだけでなく、知識を深めることもでき、観客は熱心に耳を傾けていました。
 演奏終了後、MAX鷹野さんは、会場出口にて観客をお見送りするとともに気さくに話をされました。MAX鷹野さんの魅力に酔いしれて幕を閉じました。

●MAX鷹野(マックスたかの)さんのプロフィール
 1台のエレクトーンを自身のオーケストラ(STAGEAフィル!)に見立て、指揮者さながらの圧巻のパフォーマンスで様々なジャンルの音楽を奏でます。来訪した国は欧米、アジア・オセアニアなど32ヶ国。1988~89年、ニューヨークのマンハッタンに駐在。当時カーネギーホール横に有ったヤマハコミニュケーションセンター(YCC)のR&Dで一流ミュージシャンとの交流を深めながらエレクトーンを含む電子鍵盤楽器の普及啓蒙に努める。演奏活動のほか、作・編曲、指揮、コンサートプロデュースも行う。教育的活動にも熱心で、現在、名古屋芸術大学音楽学部の准教授。