2016年09月08日 食育のタネをまこう!ごま栽培 ~収穫~

 北名古屋市市制施行10周年記念事業として、六ツ師児童館の管理する畑で、子どもたちがごまを栽培します。参加する子どもたちは、畑でごまを種から育て、生育の過程での作業や観察、収穫して食する機会を得ることで、ごまを活用した健康づくりへの意識を高めるとともに、参加者やその家族、地域を巻き込んで食について考えます。なお、このプロジェクトは、市内企業のごまメーカーである株式会社真誠の全面的な支援のもと展開します。

~収穫~

 9月8日、待ちに待ったごまの収穫日です。6月から、子どもたちと株式会社真誠の社員の方が一緒に頑張って育てたごまは、180cm以上成長した茎もあり、立派な実をいくつも付けました。収穫方法は、ごまの茎を力いっぱい引っこ抜く作業となり、スポンといった音とともに、ごまの茎が根っこからきれいに抜けました。子供たちにとって、とても面白い作業のため、誰が早く抜くことができるかの競争が始まり、あっという間にごまの茎を抜く作業は終了しました。その後、大きなハサミで根っこを切り、葉をちぎるなど、次の作業となるごまの脱穀のための準備をしました。
 

 収穫の日を迎えるまでには、ごまが芽が出た時に鳩がついばみに来たり、少し大きくなった時には、虫が葉っぱを食べたりしました。しかし、六ツ師児童館の先生と子どもたち、そして株式会社真誠の社員の方が、それぞれの事態に応じて対策を講じて、ごまが大きく成長するように工夫しながら育てました。ごまが元気に育ったことで、とても楽しい収穫作業を行うことができました。