2016年08月04日 食育のタネをまこう!ごま栽培 ~成長観察~

 北名古屋市市制施行10周年記念事業として、六ツ師児童館の管理する畑で、子どもたちがごまを栽培します。参加する子どもたちは、畑でごまを種から育て、生育の過程での作業や観察、収穫して食する機会を得ることで、ごまを活用した健康づくりへの意識を高めるとともに、参加者やその家族、地域を巻き込んで食について考えます。なお、このプロジェクトは、市内企業のごまメーカーである株式会社真誠の全面的な支援のもと展開します。

~成長観察~

 6月16日に植えたごまの生育は順調で、1週間後には芽がでてきたので、種をまいた子どもたちは、芽がでた様子を確かめました。7月初めには、60cm定規で高さを測ったりと、児童館を訪れるたびに成長を確かめました。
 ごまの茎はぐんぐん成長し、8月初めには、60cm定規では測れないほど高くなりました。このプロジェクトの講師の役割を担う株式会社真誠のOBの方も「これほど立派にごまが成長するとは思わなかった。葉っぱの虫食いがほとんどなく、とても幹も太く、収穫が期待できる。」と子どもたちに伝えていました。また、株式会社真誠の社員の方は、「台風で倒れてしまうことだけが心配なので補強などをして万全の状態にしていきたい。」と、これからも注意深く生育状況を観察していくことを子どもたちと約束しました。ごまの茎が、台風等の風で倒れないようにするための対策として補強を行った8月4日はとても暑く、株式会社真誠の社員の方は、作業をしながら、子どもたちにかき氷をプレゼントしました。子どもたちは大喜び、一緒に児童館に来たお母さんたちも冷たいかき氷のプレゼントに話も弾み、地域を巻き込んでの交流が広がりました。