2016年11月12日 郷土愛醸成プロジェクト~農業体験業務「キャベツ栽培」~

 北名古屋市市制施行10周年記念事業として、先人から受け継がれてきた貴重な市の財産である自然や環境を、未来の主役である子どもたちに見つめなおす機会を提供するため、キャベツの種まきと収穫体験を行いました。

●種まき
 平成28年7月19日、市内の全児童館で子どもたちが種まきを行いました。手のひらにのせても見えないくらいのとても小さなキャベツの種を、土を入れたパレットに1粒ずつ丁寧に植えました。

●畑への植え替え
 市内の全児童館で子どもたちが種を蒔いたパレットを、北名古屋市シルバー人材センター農園部会が回収し、その後、毎日水やり等を行いました。そして、平成28年8月4日、芽が出た苗を西之保地内の畑に植え替えました。

●収穫
 平成28年11月12日、いよいよ収穫の日を迎えました。7月に種まきを行った子どもとその保護者が集まり、親子で収穫しました。
 収穫前、キャベツを育てた北名古屋市シルバー人材センター農園部会の方から、「今年は日照りが続き、雨があまり降らなかったため、キャベツの育ちが悪く、毎日水撒きをしないとうまく育たなかった。」などの生育過程での苦労話を教えてもらった後、カマの使い方とキャベツの収穫方法を習いました。その後、どのキャベツを収穫するかを選びながら、1つずつ丁寧に収穫しました。
 子供たちは、小さな粒上の種が見事に育ったことへの喜び、キャベツの収穫作業の楽しみ、そして、収穫後のキャベツの重みに驚いていました。
 親子で収穫したキャベツを各家庭で食べるとともに、各児童館でもキャベツを使った料理を食することで、子どもたちに、土とふれあい、畑のめぐみを感じてもらうことができました。