資料紹介

 展示品を暮らしをテーマに分類してみました。項目をクリックしていただくと関連する展示品の写真が表示されます。

おはよう

 朝。目覚まし時計のベル、鳥の鳴き声、牛乳配達・新聞配達の音、差し込む太陽の光などで目を覚ます。おはようから始まる一日の暮らし、井戸水で顔を洗い、歯を磨いた。

思い出の我が家

 暮らしの場である我が家。日々の生活がそこにあった。瓦屋根、茅葺き屋根、縁側、土間、土壁。そんななかで暮らしていた。

木造校舎の思い出

 小学校の頃、学校の机や椅子は木でできていた。校舎も木造だった。教室の床も廊下も板張りで、毎日の雑巾がけは大変だった。


なつかしい学用品

 小学校へ入学するときに買ってもらったランドセル。はじめて手にした教科書。鉛筆や筆箱、ク レヨンなどの文房具。小学校の頃の思い出がいっぱい。

なつかしい玩具

 ちゃんばら、鬼ごっこ、釘刺し、めんこ。子どもたちは身の回りにあるものを使って楽しく遊んだ。おもちゃは、ブリキやセルロイド製、その風合いにもなつかしさを感じる。

かま炊きご飯の思い出

 かまどに薪をくべ、鉄釜でご飯を炊く。火吹き竹を使い火力をあげる。かまどで炊いたご飯はおいしかった。脚のついたまな板、かつお節削り器など毎日使う道具だった。


掃除・洗濯の思い出

 たらいと洗濯板を使っての毎日の洗濯は大変な重労働だった。昭和 30 年頃になると電気洗濯機が登場し、憧れの的となった。

子育ての思い出

 お産婆さんでの出産。大きなタイヤのついた乳母車。セルロイド製のガラガラ。布製のおむつ。子育ての道具も時代によって少しずつ変化してきた。

酒・たばこの思い出

 たばこの値段は、時代とともに上がっていく。その値段を振り返るとかつてのキオクがよみがえってくるようだ。


おしゃれ

 化粧水や、お白粉等、その時代の流行が化粧品のパッケージから読み取ることが出来る。

あこがれの電化製品

 昭和 30 年頃、電化製品が家庭に普及し始めた。あこがれの的であったテレビ、洗濯板を使っての重労働を和らげた電気洗濯機、他にも冷蔵庫、炊飯器、ミキサーなどが使われるようになった。

まちの風景

 未舗装の道路、木製の電信柱、壁に張られたホウロウ看板、夜道を照らす街路灯、赤い郵便ポストと公衆電話がまちの風景を彩っていた。


駄菓子屋さんの思い出

 幼い頃誰もが通った駄菓子屋さん。10円でいくつも買えるお菓子やおもちゃがたくさん並んでいた。

なつかしい理髪店

 くるくると回る不思議なサインポール、入り口のドアも特徴的。椅子も重厚でリクライニングができ、どれも理髪店特有のものだ。

夏のくらし

 暑い夏、今と違ってエアコンなど存在していなかった。暑い夏をどうのりきっていくか工夫のしどころだった。風を送る団扇、扇風機。涼しげなガラス食器。たらいを使っての行水など。


冬の支度

 部屋全体を暖めるというよりは、手元、足元を暖める道具が主流だった。火鉢、ゆたんぽ、あんかなどであり、燃料には炭、豆炭、練炭、お湯が使われた。

戦時下のくらし

 戦争が行われているなかでの暮らしは大変厳しかった。空襲の恐怖、食料の不足など生活は困窮していた。食料、衣料などは配給制となり、身近に防空頭巾を置く暮らしがあった。

暮らしの小片

 暮らしのなかで使われていた消耗品。捨てられてしまうものではあるが、そんな小片のなかに思い出が息づいていることがある。