2017年01月29日 昭和日常博物館25/82展

 「昭和日常博物館」という愛称で親しまれている北名古屋市歴史民俗資料館では、平成28年10月8日から平成29年1月29日まで、市制10周年と開館25周年を記念した特別展「25/82展(ニー・ゴー・ハチ・ニー・テン)」を開催しました。

 平成2年の開館から25年間に開催した82回の特色ある企画展・特別展の中から、資料館が「もう一度見ていただきたい!」と考える展示に加え、来館者のみなさんの「もう一度見たい!」「見逃したので見てみたい!」展示に投票いただいて決定した、選りすぐりの25の展示会を濃縮してダイジェスト版で再現しました。

 懐かしの駄菓子屋さんをテーマとした「こんな駄菓子屋さんに行ってみたい」、昭和40~50年代に大流行した花柄を取り上げた「花柄咲く昭和」、昭和初期の家庭料理本のレシピを紹介した「ショウワ・キュイジーヌ」など、多様なテーマの展示会を再現することで昭和時代の暮らしを様々な角度から楽しんでいただくとともに、昭和日常博物館の原点と誕生、回想法の導入など、当館の活動の大きな転換点となった展示会を再現することで、来館者の方々に昭和日常博物館の活動の軌跡を知っていただく機会となりました。

 また、この特別展の開催にあわせて、市制10周年を記念して寄贈いただいた昭和30~40年代の自動車、オートバイのコレクションを展示するためのスペースを地下駐車場の一角に新設しました。「新・三種の神器の時代-暮らし×モータリゼーション」をテーマとした常設展示スペースが加わったことで、今まで以上に充実、パワーアップした展示を楽しんでいただけるようになりました。