広聴

お寄せいただいたご意見やご提案等の公開について

受付日 2016/11/11
内容 公共交通
件名 きたバスの改善について

 名古屋市との合併に関する市民へのアンケートの結果では「市バスなどの公共交通が充実する」という理由で、合併に賛成する意見が最多の63.4%であったと報じられました。この数値は、現行のきたバスについて多くの市民が潜在的に不満を抱いていることを表していると言えます。不満の多いきたバスを現状の不便なままにしておくことはできないと考えます。以下の目的に照らし、いろいろな問題点がありますので、改善していただきたいと思います。
 @交通弱者に対する交通の公助
 A高齢者が外出しやすくなるように誘導する社会政策
 B市民生活に便利な交通のための支援
 最近では高齢者ドライバーの重大事故が発生し、今後運転免許の更新を諦めたり免許の返納をする高齢者が増加することが見込まれます。運転免許のない高齢者が移動する手段をどう確保するかが重要となり、その意味できたバスの重要性が高まると考えます。

お寄せいただいたご意見・ご提案に対する市の考え方

 この度は、北名古屋市循環バス(きたバス)等への貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。いただきましたご提言等は今後の運行の参考として承りたいと存じます。
 きたバスは、朝・夕便は西春駅への通勤・通学者の移動手段として、昼便は高齢者等の交通弱者に対する移動の足として公共施設・医療機関・商業施設等を循環しております。昼便5路線に5台という少ないバスで運行する関係上、ご指摘のとおり必ずしも便利とは言えないものではございますが、平成27年度には約18万6千人、うち昼便は8万4千人超えの年間利用者を達成し、年々増加の一途をたどっているところでございます。これもひとえに利用者の皆様がきたバスに馴染まれ、運行時間等に合わせた上手な利用をしていただいている結果と分析しております。
 きたバスに関しては様々なご意見・ご要望をいただいており、今後の運営の参考にしてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。また、高齢者ドライバーによる事故の報道に触れる度に大変心痛む思いであり、ご指摘のとおり免許を返納した高齢者の交通手段の確保は今後の課題と捉えております。

受付NO 2016‐48
担当課 防災交通課

お問い合せ先

防災交通課

E-mail:bosai@city.kitanagoya.lg.jp