広聴

お寄せいただいたご意見やご提案等の公開について

受付日 2016/01/21
内容 学校教育
件名 学校給食について

新しくなった給食センターについて気になる点がありましたので、投稿させていただきました。

@給食の質が落ちた
前年までの給食は、美味しいものだったと子供が言っております。ですが、新しい給食センター に変わってからは食べるのも嫌になるくらい質が落ちしまっていると子供が毎日のように訴えてきます。
(例)ミネストローネにトマトが入っていない。かつやチキンが前年よりあきらかに小さくなって、つけるみその量のほうが多い。ドレッシングがまずい。野菜が半煮えで、硬いときがある。みかんが腐っていた。など

A量が少ない
私の子供のクラスはいつも全員分の量が足りなくて先生に減らされたりおかわりができなかったり…と言っています。帰ってきたときも毎日のように「お腹が空いた」といってお菓子を食べたりしています。前年まではそこまで、「お腹が空いた」と言って帰ってきたことは無かったので、かなり量が減ってしまったのではないかと思っています。

給食センターが新しくなって衛生面では良くなったそうですが、質が落ちてしまうようなら前のセンターのほうが良かったのではないかと思います。

お寄せいただいたご意見・ご提案に対する市の考え方

1 給食の質が落ちた件について
@ミネストローネにトマトが入っていない件について
新給食センターが稼働してからミネストローネを提供したのは、9月16日だけでした。材料を調べましたところ、材料125g中トマトを20g使用しておりました。

Aカツやチキンが前年度より小さい件について
新給食センターが稼働してからカツを提供したのは、1月19日だけでした。この日の献立は、「人参ごはん 牛乳 みそカツ(みそ1食用) のっぺい汁 鬼まんじゅう」でした。カツは小学校30g、中学校40gを使用いたしました。栄養価が十分取れていましたので、通常使用するサイズよりも小さいサイズのものとしました。学校では、6年生の児童からは、「カツが小さかった。もっと大きいカツが食べたい。」という意見もありました。しかし、各学年の担任の先生からは、鬼まんじゅうも提供されていたので、全体の食事量から考えてもカツの大きさは、適当であった。カツが大きくなると他のおかずを残してしまう。という意見をいただいておりました。みそについては、1食用のものを提供しましたが、カツが小さかったので、もう一回り小さいサイズが適当であったと反省しております。このように、肉の大きさについては、おかずの組み合わせやデザートの有無など献立の内容によって異なった大きさのものを使用しておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
また、栄養士、調理員ともに子どもたちに手作りの給食を食べて欲しいとの思いから、から揚げや鶏肉の照り焼きなど、できる限り手作りで提供しておりますが、手作りできないものに関しては、安全な食品を選定しておりますのでご理解いただきますようお願いいたします。

Bドレッシングがまずい件について
現在サラダについては、給食センターでドレッシングを混ぜる場合とドレッシングを各クラスに1本ずつ提供する場合がございます。できるだけ多くの児童生徒の皆さんに食べていただけるようアレルゲンが少なく、おいしくて安全、安心な食品を物資選定委員会で選定しております。

C野菜が半煮えで硬いときがある件について
和え物やサラダについては、学校給食衛生管理基準に従い、野菜をゆでた時の温度が90度1分以上になることを確認しておりますので、半煮えになることはないと考えております。煮物については、煮物であることや、煮崩れを防ぐため、また、よく噛んで食べて欲しいとの思いから、材料は乱切りにするなど、大きく(一口大)切ったものを加熱調理しております。特にゴボウやレンコンなどの根菜類は、硬いので肉を炒めた後、釡に入れて炒め煮にしており、調理にかける時間は45分〜50分程度です。材料が大きいこともあり、硬く感じられたのかもしれません。調理をする際には、今後も材料の煮え具合についてしっかり確認を実施いたします。

Dみかんが腐っていた件について
腐っていたみかんが配食されてしまい、大変申し訳ございませんでした。給食センターでは、みかんが納品され段ボール箱からザルに移す作業の時、3回洗浄する時、消毒する時、すすぐ時、クラスごとに数える時、それぞれの場面で品質について確認しながら作業をしておりますが、確認が不十分であったと思われます。今後は更にしっかり確認しながら作業を実施いたします。あってはならないことですが、今後このようなことがあった場合は、担任の先生へ申し出ていただくようにお願いいたします。給食センターからはこうした場合に備えて、職員室へ予備のみかんを数個入れておりますので、学校で交換などの対応をしていただけると思います。

2 給食の量が少ない件について
クラスに届いている給食の量が少なかったようで大変申し訳ありませんでした。給食センターでは、8,000人分のおかずを10個の釡で作っています。毎日出来上がりの量を確認し、1つの釡で作った800人分のおかずを、およそ20から23クラスに配缶しています。クラスで個々に配食される量にもよりますが、給食センターでは、複数の調理員が人数表を見ながら作業を行っております。今一度、適正な配缶がされるよう周知しましたので、ご理解いただきますようお願いいたします。
毎日おなかをすかせてお子様が帰宅されるということで、ご心配のことと思います。お子様の様子が分からないので何とも言えませんが、小中学生の学校での給食後の様子を見ていますと、特に、小学校高学年から中学生の活動的なお子様ですと、給食を食べ終わった直後から「おなかがすいた」と伝えてくる児童生徒がいます。成長するにつれ、食欲も増してくるようです。給食では、お子様の成長のために必要な栄養が取れるよう配慮して献立を作成しておりますのでよろしくお願いいたします。
 
今回ご指摘をいただきありがとうございました。文面から、お子様が給食をとても楽しみにしていてくれるのではないかと感じております。新給食センターになり、それまでの給食センターとは使用する機械器具の性質や使用する調味料も変わり、同じ味の給食を作ることは、難しい状況です。今迄の慣れ親しんだ味が変わった一面もあるかと思いますが、給食センターの栄養士、調理員の"栄養満点のおいしい給食を子どもたちに食べてもらいたい"という想いに変わりはありません。日々、おいしい給食、安全な給食が作れるよう献立や調理作業について改善をしていく所存ですので、ご理解をいただきますようお願いいたします。

受付NO 2015-102
担当課 学校教育課

お問い合せ先

学校教育課

E-mail:gakko@city.kitanagoya.lg.jp