【消費者庁からのお知らせ】冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!
消費者庁からのお知らせ
冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!
人口動態統計を分析したところ、家庭の浴槽での溺死者数は11年間で約7割増加し、平成27年に4,804人となっています。そのうち高齢者(65歳以上)が約9割を占めており、高齢者は特に注意が必要です。溺死を含む入浴中の事故死は、東京都23区では平成26年に1,442件あり、冬季に多く発生している傾向がみられます。過去には入浴中の急死者数は約19,000人と推計されたこともあります。
安全に入浴するために、以下の点に注意しましょう。
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
(2)湯温は41度以下、湯に漬かる時間は10分までを目安にしましょう。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
(4)アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控えましょう。
(5)精神安定剤、睡眠薬などの服用後入浴は危険ですので注意しましょう。
(6)入浴する前に同居者に一声掛け、同居者は、いつもより入浴時間が長いときには入浴者に声掛けをしましょう。
<参考> 「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」 (外部リンク:消費者庁)
《公表内容に関する問合せ先》
消費者庁消費者安全課
TEL:03(3507)9137(直通)
URL:http://www.caa.go.jp/